今までで1番嫌いになった女に告白した話
「ふぁっく」というのと猿が中指を立ててベロを出している絵だった。
この時疑いが確信に変わった。
”こいつ…できるっ……”と。
でもわかったときにはもう夏休み前だったので全然話せなかった。
礼儀として一応メールで「誕プレありがとう」と言ったもののそんなにつづかなかったので
いいやと思ってそこでメールを終わらせた。
残ってたらまた続き書くんで保守お願いします。
のび太のくせに
>>76うちの学校は中高一貫の私学だったからあんまり
外の影響とか受けなくて全然情報がないからわかんない…
夏休みは毎年のことクラブ三昧で、クラブ仲間以外はほぼあわなかった。
うちのクラブは中高生合同だけど中学のトップということもあって
いろいろと忙しいこともあって他のことに構う余裕がなかった。
チワからだった。
「今マクドいるんだけど、友達より早くきちゃったから来てー」
なんて自己中なやつだ。俺はその日は久しぶりのOFF。
クラブ仲間と一緒に遊ぼうと約束をしていた。
そんななかたかがお前なんかの暇つぶしになんか……
来てしまった。
とりあえず場所を聞き、合流した。
聞いていただければと思います。
チワ「おはよー、朝早くに読んでごめんねー」
のび太「ほんとだよ…何時だと思ってんだよ…」
時刻は8時30分、他県から来ていた俺はほぼ学校に行く時と変わらない
時間に起きてきていた。
チワ「まぁどーせ暇だったんでしょww?」
のび太「このあとデートだよ」
チワ「嘘っ⁉︎誰と⁉︎」
のび太「嘘だよww」
チワ「わかってるよwwノリにのっただけww」
いちいち対応がむかつくがまぁいいとして、
とりあえず何か買にいこうと言ってレジに。
絶対に奢らそう思ったが、なんか気づいたら俺が奢らされてたww
そのやりとりを店員に微笑ましい目で見られていたのがちょっと嬉しかった。
この時はこいつのことが好きというより、女子とこんな風に普通に喋ってることが
何より嬉しかったんだと思う。
なんか意味もなく中を周回していた。
途中に服とか帽子とかのとこで止まったりしてたけど、
俺は服には全然興味なく、
チワの方はというと何にしろダイエーなので見向きもしなかった。
そのあとそろそろ時間だと行ってチワをホームに送っていき、別れた。
俺もクラブのやつらのとこに遅れて遊びに入った。
あっちはあっちで文化祭でバンドを組んでステージでやるらしい。
文化祭なんか今まで全然思い出がなかって、夏休みから練りこんでやるものだとは
この時初めて知った。
文化祭かぁー…今年の文化祭はどーせまたなんの思い出もなく終わるんだろうなー
そう思うと急に悲しくなった。アニメとかは
「文化祭楽しいぃーーーーうひゃーーーー」
ってかんじなのになんで二次元に負けてるんだろう
とか思っちゃってその日の部活はずっと頭がカーニバルだった。
サッカー部は肌が焼けてラグビー部は一回り体がごつくなり、若干ビビりながらも
普段通りに喋っていた。
二学期に入ってすぐに遠足があった。
俺はいつも絡んでるやつらと班を組んで周る場所とか決めていた。
中3なので厨二病ってのもあって、
結局遠足を真面目に回らずラウンドワンにいくことに。
結果は結構面白かったwなんやかんやで観光地とか回ってたから
それもそれで面白かった。
「もう一回ラウワンいかね?」
お前どんだけラウワン好きなんだよww
とか思いつつもラウワン直行。
スポッチャとかカラオケとかしてすげーはしゃぎすぎて
もう帰りはクタクタ。
駅までラウワンからバスが出てると聞いてみんなでそれに乗ることなった。
ちょうど来ていたのでそれに乗っていると、急に話題は好きな人の話題に。
「このクラス可愛い子いなーい」とか
「でも○○はまだマシかなー」とかみんなで言いあってた。
そこで野球部のやつが俺に言った。
「お前正直チワのこと好きだろ?w」
俺は「えっ?wwなんで?ww」と笑いながらいった。
野球部「だってお前めっちゃ仲良いじゃんww」
のび太「あぁwあれはそういうのじゃないってw」
野球部「ふーんwまぁチワはないかww」
その一言がちょっと心に残った。
ラグビー部「確かになww文化祭のことでちょっとでしゃばりすぎw」
野球部「うんww文化祭とかマジめんどくさいww」
俺はちょっと我慢の限界だった。
のび太「俺のチワを悪く言わないでくれ(キリッ」
と、ノリに見せかけたガチ発言をした。
野球部「やっぱり好きなのかよww」
のび太「まぁなwwww」
俺はとりあえずチワの悪口を他人から聞くことが嫌だったから
この会話を終わらせようとした言ったつもりだった。
根はいいやつばっかなので俺が好きということが
知られてからはチワの悪口は言わなくなった。
それと引き換えにこの時からチワイジりをされることが多くなった。
まぁチワの悪口を聞くよりマシかと思い軽く流していた。
するとその日のホームルームで席替えに。
結果、横がチワで後ろがサキで斜め前がマサオ(ラグビー部)だった。
ほんとに漫画みたいな感じになって、こんなことってあるんだなって
つくづく思い知った。
おのおのの反応は
チワ「よろしくーーあははーきもっ」
サキ「よろしくねー(^-^)」
マサオ「へっっ(春日顔」
マサオはお察しの通り全然面白くないやつです。
待ってるぞ
先が
気になる
のび太
狙ったとか仕組んだとかないことでっち上げられてた。
いじられるたびに笑って流していた。
俺も確かに以前よりはチワのことは好きになったし、
喋ってても面白いやつだなーと思ってた。
でも”友達”という概念からは動かなかった。
でも俺は”自分には関係のない話ダナ”と一線を置いていた。
話は文化祭を中心に進められていた。
どうやらうちのクラスはムービーをするらしい。
それもpvの3本立て。
そこまでは決まっていたが肝心の何を撮るのかを決めていなかった。
ゴールデンボンバーがいいだの、AKBがいいだのといろいろと意見が出てきて
結局後回しに。
監督と脚本は始めからチワに決まっていたらしい。
そこで、カメラマンと編集を決めようとなった時、
編集に手を上げたやつがいた。
山口(サカナクションのボーカル)だった。
そいつは一学期からちょくちょく喋っていて結構仲が良かった。
山口は去年も編集をやっていて結構詳しい方なのでそいつに決まった。
この時俺はなんか気づいたらノリで俺もやると言っていた。
本当によくわからなかった。
編集の方は趣味でMADとかよく作ってたから得意なほうだから
問題はなかった。
俺も”俺はもしかしてチワのことがすきなんじゃないか”と自分を疑った。
でもそういう感情は全くなく、多分ただ単にクラブをサボりたかった
とかの理由だと思う。
カメラマンはまぁ適当にその場にいる人がやろうってことになった。
とりあえず役割だけ決めてこの話し合いは終わった。
前に上がったやつから決めていこうってことになった。
結局チワがさいごまで押していたファンモンの「告白」
のpvとAKBの涙サプライズとチームB押しに決まった。
俺がずっと押していた金爆の女々しくては8票…
それに比べて告白は22票。チワの圧倒的権力によって押しつぶされた。
恐ろしい子っっ!!
そうと決まると早速役決め!となったが
告白はなんと役はもう決めてあるとのこと。
チワ…お前はどこまで計画的な奴なんだ。
主人公・・・野球部
ヒロイン・・・モデ子(モデルみたいな体型してる)
船越さん・・・BOSS(ラグビー部でクラスの裏ボス)
ファンキー加藤・・・イケメン
もん吉・・・サッカー部
DJケミカル・・・マサオ
俺は…というとなんか後半、主人公が歌ってる時にマイクもつやつの役。
究極の引き立て役、いただきました。
山口「いいなーーーwww俺もマイク持ちたーーーいww」
のび太「お前一回しんでこい。」
とすんなり返す俺。
サキ「マイク持ち係!頑張って下さい!!」
のび太「はい♡頑張ります♡♡」
と下心丸出しの俺ww
テンションが上がってAKBの涙サプライズの前田敦子役も俺がやることに。
自分から手を上げたwみんなに”それはないわ”みたいな目をされたけど
気にしないwwwおれのbe my エンジェルのサキが笑っ……
てなかった……てかぐでーーんってなって寝てた……
それを見て一気に恥ずかしくなってきた。
が、やるからにはちゃんとやろうって思ってそれから毎日
文化祭にはかかわろうとおもった。
前田・・・俺
こじはる・・・山口
松井・・・ケンヂ
大島・・・クロヒョウ(おんなじクラブのやつ.黒い)
まゆゆ・・・イワンコフ(かおでかいから)
他にもいろいろいるけど主に出てくるのはこれぐらい。
チームB押しは
女子全員でやるらしい
新キャラ多くてごめんなさい…w
ダンス部が引っ張ってダンスを教える。
でも一気に全員に教えるんじゃなくて
とりあえず役に入ってる人に教えてその後、みんなに教える感じだった。
まずはダンス部が踊ってみせる。
なんか意外と簡単そうですぐに出来そうだな
と思って見様見真似で踊ってみる。
AKBも凄いけどこれを1日で覚えてきたダンス部すげー
と思ってる暇もなく、必死に覚える。
でも自分のリズム感のなさに泣けてくるぐらいに才能がなかった。
俺たちの中で1番早く覚えたのはケンヂだった。
ケンヂ「えっwwこれって意外と簡単じゃね?ww」
12時ぐらいには絶対戻ってくるから保守よろしくおねがします…
ほんとにごめん
書いていきます。
ケンヂはスポーツも出来ないし、なんてゆーか勘違な幸せ野郎で
みんながケンヂの話してるネタを愛想笑いで笑ってることに気付いてない
ってくらいなんだ。
でもなんか地味ーなところで才能を発揮する結構すごいやつなんだよ。
イワンコフもちょくちょく出来てた。
こいつも結構なんでもやってみせる。
あとなんでも知ってて、面白い。
こいつは喋ってても飽きないし、分野が広いので
一個一個の話題が広がって興味が沸くんだよ。
ダンスは無理らしいww足が手に追いついてないww
普段はそんなに自分からはガツガツ行くやつじゃなくて
ここぞという時にツッコミを入れてくるやつなんだ。
そのツッコミも絶妙でめっちゃ面白い。
だから普段と違ってたクロヒョウをみれてなんかよかったw
こいつは本当に運動がダメらしい。
リズム感がまるでないww
なんかもうわざとじゃないかっていうぐらい遅れてるww
とりあえず音楽を聞いてから踊ってる感が凄かったww
でも必死なのは伝わってきたw
なんていうかダンスのキレとかは全然問題ないんだけど
覚えれてなかったりしてたので凄い焦ってた。
最後の方は
チワ「あたしだけや…こんなに覚えられてないの…」
と鬱になっていたw
そんなに思い詰めることかよwwと思ったけど、
本人は周りが出来てるってことが相当なプレッシャーになったらしく
気がつけばどっかに行っていた。
そこにはイヤホンをつけながら窓に向かって踊ってる…
山口の姿がwwww
お前覚える気あるのかよっていうくらいのリズム感www
何度見ても笑えてくるww
でも結構真剣にやってたので無駄絡みはせずにチワを探すことに。
Happy~♪Happybirthday~♪ケーーキのキャーンドー…⁉︎
チワ「やばい…全然ダメだ…どーーーしよーーー」
そういいながらチワはちょっと泣いていた。
俺は無言で近づいて、何も言わずに見ていた。
Happy~♪Happybirthday~♪ケーーキのキャーンドー…
またおんなじところでミス。
え、チワ女じゃないの
女はチームb推しじゃなかったか
ただ、告白の指揮権を任されていたのでその日の
B推しの練習を抜けて告白の方を撮っていました。
この時俺はなんで声をかけなかったかを後悔した。
何かがちょっとでも変わったかもしれない。
そう思ったからだ。
下校時間も迫り、みんなで帰ることになった。
相変わらずケンヂは空気を読めず、
ケンヂ「涙サプライズって結構簡単だなwww」
とか言い出したwwチワはショボンとした顔をしている。
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