学校でカンニング疑惑かけられた

スペック
俺　今高２年
公立高校通い
疑惑かけられたのは一学期の期末テストの時

思い出しながらつらつら書いてきます。

まず俺は中学の時殆ど勉強しなかった
というか悪ぶっていたというか、正直中二病だった

高校は少しだけ勉強して入り、また勉強しなくなった
勿論いつも赤点スレスレ
それなのに補習とかに行かなかった

親もよく仕事遅くなるし、仕方ないから姉ちゃん（大学生）に聞いた
中二病到来してから姉ちゃんとはあまり話してなかった
姉ちゃんが何か言ってきてもよく無視してたし

俺が勉強教えて、って言ったら姉ちゃんすげー驚いてたけど、おｋしてくれた
で、勉強開始

初日は姉ちゃんの言ってる事全然わからなくてほぼ無言だった

ごめん、迷惑ならやめる

暇だったし、ちょっと話してみたかっただけ

てか姉ちゃんが持ってきた教材？が中学生向けの奴だったからなんか嫌だったんだよね
でもいきなり難しい問題言われてもわからないでしょ？
唸って問題睨んでるよりは、数こなした方がいい、と言われた

高校の問題は最初はまったくわからんかったけど、少しずつ簡単な問題なら１人でも解ける様になっていった
その頃から宿題もやり始めた。

でも宿題は姉ちゃんに教えられながらやってたから出来ていたわけで、授業中に当てられても全然こたえられなかった
担任に「誰の宿題奪い取ったんだよー？」と冗談交じりに言われた
それにむかういて勉強の量ふやした

それで夏休み明けの期末で成績一気に上げて見返してやろうと思った。
（二学期制）

テストの日
今までテスト中は名前だけかいて、わかるところとか記号問題だけ埋めて突っ伏してた
けど今回は夏休みに勉強しまくったせいか、解ける解ける
初めて最初の問題から最後の問題まで埋められた

思えばその時から担任に目つけられてたんだと思う
一番後ろの席だったし、すぐ後ろにロッカー置いてあったし
テスト終わったらいきなり呼び出された

担任「お前、前回の自分のテストわかるか？」
俺「わかるけど」
担任「お前、今までの自分の成績わかってるか？」
俺「わかってるけど」

担任「……じゃあこの答案おかしいよな」
そりゃ今までほぼ白紙だった奴が応用問題まで全部埋めてたら、何か思うだろうな
でもだからって呼び出すか？

てか皆の前で後で来るように、って言われたから絶対クラスの奴ら俺がカンニングか何かしたと思ってるだろうし最悪、とか考えてた
そしたら担任いきなり「親御さんに来てもらうから」
俺「は？」

いやいや、ちょっと、俺カンニングしてないし
てか疑ってるならテスト中に俺立たせて調べりゃよかったじゃん、何も出てこないだろうから

俺「何で親呼ぶんすか？」
担任「そういう決まりだからだ」
俺「いや、テストの答案全部埋めたら親呼ぶんすか？」
担任「お前カンニングしただろ？」

ここで俺ポカーン
いや、この担任に嫌われてるのは知ってたよ
でも呼び出された時、少なからずは褒められるかも？とか思ってたよ
そしたら真っ先にそれ姉ちゃんに言おうと思ってたよ

俺がカンニングなんかしてない、って言ってるのシカトして担任が電話かける
その日最後のテストだったから、下校する声とかが聞こえてた
羨ましかった。…てか電車のれねぇし。次の電車何時だと思ってんだこのオヤジ…

書き忘れ。呼び出されたのは面談室。

電話終わった後担任が少し怪訝そうな顔して戻ってきた

担任「姉さん来るそうだ」
俺「は？」
あれ、母ちゃんどうしたよ？てか今日平日なのに何で姉ちゃん？
担任も俺の姉ちゃんの歳は知ってるからそれが不思議だったっぽい
（歳はそんなに嫌われてなかった時に姉ちゃんいるって言ったら聞かれた）

で、姉ちゃん来る間ずっとネチネチ説教されてた
素行悪いだの何だの。俺がやってない、ってのは完全シカトモードだった

暫くして、姉ちゃん登場
明らかに早すぎたから絶対スピードオーバーしてきた

担任はどんなヤンキー姉ちゃん来るかと思ってたらしく姉ちゃん見てポカーン
俺もポカーン

いや、姉ちゃん何そのメイク、何そのスーツ
見た目だけはデキる人みたいになってた（姉ちゃん実際勉強できるけど）

でやったら堅い言葉で担任に挨拶してた

姉「それで、うちの弟がカンニングしたそうですが…」
担任「はい。お姉さんも今までの●●君の成績知ってるでしょう？」
さっきまでお前、だの言ってたくせにいきなり●●君とかね…

姉「カンニングペーパーでも机に入れていたんですか？それとも机に書いていたとか？」
担任「いやいやそうじゃなくてですね、今まで赤点だったのにいきなりこれはおかしいでしょう」
姉「では特に証拠はないけれど、疑わしいから、というだけですか？」

姉ちゃんこぇえ…静かに淡々と言ってるけど、それがこぇえ

姉「あんたカンニングしたの？」
俺「いやしてねぇし」
姉「ですよねー」
担任「いや、してなかったらこんなの書けんでしょう」

偏差値67でカンニング疑われた俺が支援

今は53まで下がったけど

姉「●●、??（単語問題）言ってみ」
俺「は？」
姉「いいから」
俺「……??（答）」
姉「じゃあ次、??は？」
俺「??」
姉「……カンニングした人が、こんな問題解けますか？」

そう言う事か。だがしかし担任のオヤジ鼻で笑いやがった

担任「そういう風に示し合わせてきたんじゃないんですか？もし呼び出されたらそうしろ、って。だからお姉さんが来たんじゃないんですか？」
姉＆俺「はぁ？」

どうしたらそういう考えに至るんだよ
したら担任姉ちゃんの方向いて
担任「だいだい、平日にお姉さんが家にいるってのおかしいでしょう」

完全に姉ちゃん馬鹿にした雰囲気だった
確かこの辺りで俺が担任に掴みかかりそうになったけど、姉ちゃんに止められた

姉「今日は大学の講義がないので家にいたのですが、何か？」
担任「大学？ああ大学生なんですか？へぇ……あれ？でも確か２３歳でしたよね？」
姉「そうですが」

担任ここで更に馬鹿にしてるモード
どうやら年齢的に浪人したと思ってるらしい
で、この時はもう担任足組んで頬杖ついてた。

担任「ふーん。で、どこの大学ですか？」
姉「●×教育大学院ですけど」
担任「●教（略称）！？」

担任、声裏返ってた

高校は公立。私立入る金ないから…

姉「すみませんが、今後の会話は録音させていただきたいのですが」
担任「へ？録音？」
姉「後で話の食い違いが出来たら困りますので」
姉ちゃんレコーダー取り出して俺に持たせる。多分これ持って大人しくしてろって事だろう

姉「もう一度聞きますが、先生は●●がカンニングしたと思ったから呼び出したわけですよね？」
担任「はい…」
姉「でもカンニングの証拠はないんですよね？」
担任「はい…」

レコーダーに今までの流れを入れる姉ちゃん。
途中、今度は別の問題（５教科全部）俺に出してきた。

姉「●●がカンニングしていないと、わかってもらえましたか？」
担任「いや…しかし…」
姉「でしたら先程のテストをもう一度するなり、先生が別の問題作るなりして今すぐここでさせて下さい。カンニングしていたのならできませんよね？」

この辺りから姉ちゃんがまくしたて始める。
しかも姉ちゃんも専攻は理科で中高の理科教員免許持ってる。

結局担任が折れて？じゃあもうやってないでいいですよ、的な流れになった

担任「しかしお姉さん●教の人だったんですか。どうりで●●君の成績があがるわけｄ」
姉「謝って下さい」
担任「へ？」
姉「勝手にカンニングしたと思いこんで弟呼び出したんだから、弟に謝って下さい」

担任「…………」
姉「…………」
暫く無言。今まで嫌って小馬鹿にしてきた俺に謝るの嫌だったぽい
担任的にはここで姉ちゃんから丸めこんで和解モードにしたかったんだと思われる

姉「……●●、あんた私が来るまでに何か言われたりした？それか今まで何か言われてたとか」
急に姉ちゃんが俺に話し振ってきた
迷ったけど、きめつけられて説教までされた事話した
担任「ちょ」
俺「今までの宿題も誰の奪いやがったって…」
担任「言ってな…」
こんな感じで担任止めようとしてきたけど俺も姉ちゃんが止まらなかった

姉「言ったか言ってないかは後でクラスの生徒や他の先生方に事実確認するので今は口出さないで下さい」

恥ずかしながら、泣きそうになりながら今までの事姉ちゃんにぶちゃけた

姉ちゃん黙って聞いてたけど、俺が話し終わったら担任に向き直って
姉「本日、校長先生はいらっしゃいますか？」
担任「は？何で校ちょ…」
姉「いらっしゃいますか」
担任「……いませんけど」

若干ぶすっとしながら担任が言うが、ウソつけさっきいただろ
それをアイコンタクトすると姉ちゃん畳みかける

姉「いらっしゃらないんですね？」
担任「いませんよ」（キレ気味）
姉「それでは教頭先生はいらっしゃいますか？教頭先生もいらっしゃらないのなら学年主任の先生をお願いします」