ベジータ「チッ、くだらん、なにがホグワーツ魔法学校だ」
ハーマイオニー「わ、私達今度テストに出るドラゴンの生態を勉強してたんです!ね?」
ロン「う、うん、そうそう!」
ベジータ「本当か、トランクス」
トランクス「う、うん、そうそう!間違いないよ!な、ハリー!」
ベジータ「チッ……ならいいが、あまり色々と嗅ぎ回るなよ、これは子供の問題じゃないんだ」
ロン「……考えたくないけど、ベジータ先生もスネイプの味方ってことはないよね?」
ハーマイオニー「ちょ、ちょっとロン!」
トランクス「へへん、もしそうだったら俺がパパをやっつけてやるさ!」
ロン「そりゃまた頼りになることで」
ハリー達はハグリッドが勝手にドラゴンを飼育してたり
サイバイマンを増やそうとしてたりするのを止めさせるのに夜中出歩いたことで
罰則として禁じられた森へと入らされることとなり、ついでにグリフィンドールを最下位にした
そして時間は更に過ぎ去り、とうとう期末試験の時がやってきたのであった
ベジータ「この一年間で貴様らの戦闘力も随分上がっただろう、そこで……」
ベジータ「貴様らには一人一人、このサイバイマンと一対一で戦ってもらう!」
ネビル「さ、サイバイマンと!?」
ベジータ「なぁに、心配はいらん、こいつはハグリッドの品種改良によって戦闘力は精々100程度まで落としてある」
ベジータ「くっくっく、油断さえしなければ貴様らでも十分に戦える筈だ」
ヤムチャ「ただ気を抜いてると自爆されることもあるからな、油断はするんじゃないぞ」
トランクス「へへ、なんだこんなの楽勝じゃ……」
ベジータ「トランクス、貴様はこっちだ」
トランクス「へ?」
ベジータ「パパをやっつけられるかどうか、じっくり見せてもらおう……ククク……」
トランクス「き、聞かれてたのね……」
トランクス「くっ、くっそう、やっぱりパパは強いや……」
ベジータ「ふん、なんならスーパーサイヤ人になっても構わんぞ、パパはこのままで戦ってやろう」
トランクス「むっ、言ったなぁ!よーし見てろ!」 ボッ
サイバイマン「キキーッ!」 ブンッ
ハーマイオニー「わっ……と、えいっ!」 バキィッ
ハリー「だあーーっ!!」 ザンッ
サイバイマン「ギィーッ!!」
ヤムチャ「危なくなったら仙豆があるからなー、無理だと思ったらすぐ棄権しろよー」
ネビル「ぎゃあっ!!」 バキィッ
サイバイマン「キーッキキキキ!!」
トランクスは超サイヤ人になり、ベジータを押し始めたかに見えたがベジータが超化
そのまま押し切られ、ベジータに負ける形になった、ずるいじゃないかと罵られたベジータだが
「ふん、相手が言った言葉を素直に信じるからそうなるんだ」と言って誤魔化した
ハリーは平均的な体術気の扱いにより、サイバイマンに完勝、見事に押さえ込んだ
ハーマイオニーは決定打に欠けていたが、サイバイマンの局部を狙うことで勝利
ネビルは棄権し、マルフォイ・クラッブ・ゴイルは泣き喚いて仙豆を貰い
ロンは勝ったと思ったところで自爆され、引き分けた
ベジータ「ふん……これで今期の戦闘術の授業は終わりだ!だが家に戻ってもサボるんじゃないぞ!!」
ベジータは生まれてはじめてと言っても良い程の、気持ちの良い達成感を味わっていた
ハーマイオニー「私は集中しててそんな暇無かったわ、そんなだからあなたは最後に自爆されるのよ」
トランクス「あーあ、パパが約束破らなければなー」
ロン「どのみち僕らとは次元が違いすぎて……ハリー、どうしたの?」
ハーマイオニー「ハリー?」
ハリー「ん……いや、ちょっと頭が痛くって……傷跡が……」
その時、ハリーの頭にハッと何かが閃いた
ハリー「ハグリッドの小屋に行こう、ハグリッドに会わないと」
ハーマイオニー「急いで校長先生に話さないと……」
マクゴナガル「待ちなさい、どうしたんですか」
ロン「あ、先生!僕達校長先生に話したい事が……」
マクゴナガル「校長先生は10分前にロンドンへお出かけになりましたよ」
トランクス「い!?」
マクゴナガル「さあ、貴方達も早く寮へ戻りなさい」
ハリー「でも大事な用なんです!」
マクゴナガル「ポッター、いいから早く戻りなさい!」
ハーマイオニー「ハリー、ここは戻った方が良いわ」
トランクス「くっそー、ここで悟天のパパみたく瞬間移動できればなあ」
しかし……
ネビル「みんな何してるの?また外に出るつもり!?」
ハーマイオニー「ああ、違うわネビル、私達は……」
ネビル「駄目だよ、僕、君たちを行かさない!また見つかったらグリフィンドールは大変なことになるんだよ!」
ネビル「僕行かさない!君達と戦う!」
ハリー「ネビル……」
ハーマイオニー「ネビル……ごめんなさい!」 バシュッ
ネビル「はうっ!!!」 ボゴッ
ネビルのみぞおちへハーマイオニーの手刀が突き刺さった、そして
ハーマイオニー「はっ!!」 ドンッ
ネビル「 」
ハーマイオニー「秘孔の一つである首を突いたわ、これでしばらくは目を覚まさない」
ハリー「秘孔じゃないよね」
4人が扉を開けると巨大な三頭犬がひとりでに奏でられる竪琴の音によって眠っていた
ロン「だけど寝てるんならチャンスだ、今のうちに通り抜けちゃおう」
ハリー「うん、僕らも強くなったけど、あの犬はかなり強そうだもんね」
と、その時、ひとりでに鳴っていた竪琴の音が止まった
フラッフィー「グルル……?」
ハーマイオニー「まずいわ!早く行かないと!」
フラッフィー「ガルルルルルル!!!」 ガバァッ
トランクス「でりゃあっ!」 バキィッ
フラッフィー「キャイーン!」
トランクス「よし、さっさと行こうぜ!」
ハリー「う、うん」
ロン「わぶっ、ラッキーだな、これがクッションになってくれた!」
ハーマイオニー「ラッキーですって!?これ悪魔の罠よ!ロン!」
ハリー「悪魔の罠って……うあっ!!」 ギリッ
と、植物の蔓がハリー達の体を締め付ける
ロン「うぐぐぐ……な、なんだこれ……ぐっ……」 ギリギリ
トランクス「はぁっ!!」 バチィッ
トランクスだけは気を開放することで蔓を払っていた
トランクス「みんな早く来なよー!」
ロン「行けるなら行ってるよ!!」
ハリー「じゃあ火をつけて!」
ハーマイオニー「そうよ!でも薪が無いわ!」
ロン「気が変になったのか!君はそれでも魔女か!」
ハーマイオニー「あっ……そ、そうよ!波ぁっ!!」 ボウッ
と、ハーマイオニーは指先から熱線を放ち、悪魔の罠がしぼみ始めた
ハーマイオニー「良かった……念の為にこういう気の使い方も教わってたの!」
ロン「……君はそれでも魔女か!!!」
ハーマイオニー「な、何で二回も言われないといけないのよ!!」
ハーマイオニー「箒があるわ、これで飛んで取れってことかしら」
ロン「楽そうな試練だね」
ハリー「よし、じゃあ僕が取ってくるよ、これでもグリフィンドールのシーカーだからね!」
ハリー(正直さっきから全然目立ってなくてちょっと悔しかったんだ)
ハリー(ここで活躍してみんなの注目を……)
トランクス「よっ!ねー!鍵ってこれじゃない!?」 パシッ
ハーマイオニー「あ、ピッタリだわ!」
ロン「なんだ、やっぱ簡単な試練だったな!」
トランクス「へへへ、次はどんな部屋かなー」
ハリー「 」
ロン「そこのポーンを一つ移動だ!」
次のターンで敵のクイーンがナイトを攻撃し、ロンの隣のナイトがバラバラに砕かれた
ハーマイオニー「腕の振りがなってないわね」
ハリー「うん、それ以前に大振りすぎるよ、あんなの誰でも避けられる」
トランクス「ロン、次は?」
ロン「えーと、次はトランクスがそっちのマスに、ビショップを攻撃!」
トランクス「ほいっ」 ガシャーン
ロン「よし、そしたら僕がここに行って……おっと!」 ブオンッ
ロンは敵のクイーンの攻撃をひらりとかわし、版の外へと出る
ロン「そしたらハリーがそこに進んでチェックメイトだ!」
ハリー「これ戦闘術を学んでなかったら凄い怖い課題だったんだろうね」 バゴン
ロン「だろうなあ」
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