人気記事

クズな俺でも夢を持った

768: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:13:10.29 ID:kppVQiBj0
8月になる
別れの時が差し迫ると、途端に寂しくなって
宿での日課、仕事の一つ一つが、とても名残惜しく思えた
朝早く起きると、空気が澄んでいて朝顔が咲き誇る庭も、
山の至るところから騒ぎ出す蝉も、夜遅く一人で入る大浴場も…
全部が懐かしく思えた

相変わらず、カドワキさんともメールをしていて
花屋に行くことは、字面で伝えてあった
でも、俺はどうしても直接会って伝えたくて、
その時を今か今かと待っていたんだ

よく考えるとカドワキさんとも離れてしまうことになるんだから
ちゃんと伝えたかったんだ

769: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:16:10.95 ID:kppVQiBj0
夕方のいつも手すきになる時間、俺はいつものように家の裏手にまわって
「よ、ケン、いこーぜ」
と言って犬小屋でグッタリしているケンを呼び出す

呼びかけると、尻尾を振って出てくるのが可愛い
来たばかりの頃に比べれば、ケンもだいぶ懐いてくれた…

そういえば、初めてカドワキさんと会った時も、
ケンがいてくれたからだっけ…なんて思い返していた
この数ヶ月の間に、怒涛のように色々な事あったんだ


770: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:21:24.28 ID:kppVQiBj0
ケンを連れて少し歩き始めたら、携帯が鳴った
カドワキさんだった
俺はウキウキして、電話に出る

カドワキ「もしもし」
俺「お疲れ様。どうしたの?」
カドワキ「私今日、珍しく午後休だったんです」
俺「おお、やったね」
カドワキ「高架橋の河原、分かります?」

俺「え?何のことですか?」
カドワキ「知りませんか」

772: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:24:29.88 ID:kppVQiBj0
カドワキ「家の近くに、〇〇川ありますよね?」
俺「ああ、あるある」
カドワキ「その川に沿って下って来てくれれば、途中で電車の架橋があるんで」
俺「うん」
カドワキ「今時間ありますか?」

俺「うん、ケンの散歩してたし」
カドワキ「よかった。じゃ、待ってます」
俺「え?」

そう言って、電話は切れてしまった
相変わらずな人だw

774: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:27:48.00 ID:kppVQiBj0
俺は言われるまま、家の近くの川沿いの道を歩いて行った
川が景気の良い音を立てて、流れている
それに蝉の声が混ざって、なんとも夏らしさ満点だ

暑さもあったが、もう夕方ということもあって日差しはそれほどじゃなかった
あたりもすっかりオレンジ色だったし

俺は一人でケンに話しかけるように、
「カドワキさんはなんだろうな~?」
とかつぶやきながら歩いていた

776: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:34:23.87 ID:kppVQiBj0
しばらく進むと、道から河原に降りられるようになっているところがあって
そこを使って河原へと降りた
砂利と呼ぶにはかなり大きい石が並ぶ道を進んでいった

すぐ横を水が流れていてさ
こういう所って夕立とかきたらあぶないんだろうな~とか余計な事を考えてた

そんな事を考えてると、前に大きな高架橋が見えてきた
間違いなく、俺が来た時に乗っていた電車が通る橋だ
こんなものあったんだな~って感心した

778: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:38:47.53 ID:kppVQiBj0
すると、遠くからカドワキさんが手を振って俺を呼んだ
カドワキ「早く早く!こっちに来てくださーい!」

俺「ど、どうしたの…?」
カドワキ「突然呼び出してごめんなさい…」
カドワキ「でも、見てもらいたいものがあって」

そう言うと、カドワキさんはしばらく黙った
俺はなんだろうと思いつつ、その高架橋を眺めていた
シャラシャラシャラ…という静かな川の音だけが響いた

779: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:43:51.19 ID:kppVQiBj0
どこからともなく、ドドドン、ドドドン、という重低音が響いてきた
カドワキさんは、「来た!」と言って顔を明るくした

すると高架橋の右方向から電車が現れて
川の上を突っ切るように走っていく
夕方の時刻も相まって、橙色の逆光に車両が溶けていくようだった

夕日に溶けていった3両編成の電車はそのまま、橋の彼方へと消えた
すると、また元の川の水流の音だけになって
辺りは静けさを取り戻した

780: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:47:40.49 ID:kppVQiBj0
今まで見てきた景色の中で、本当に一番綺麗だったかもしれない
印象的で、叙情的で、忘れられない

横にいたカドワキさんは俺の前に立った
珍しく、少しはしゃいでした
カドワキ「あれに乗って、来たんですよね?」
カドワキ「もう行っちゃうなら、最後に見せたかったんです…」

そう言って、カドワキさんは俺の前で恥ずかそうに笑ってみせた
彼女もまた、逆光を背負って溶けてしまいそうだった

781: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:51:18.53 ID:kppVQiBj0
その瞬間、ああ俺はきっとこの子を一生守るために、ここに来たんだろうかと思った
「ありがとう」と言って、カドワキさんを軽く抱きしめた

凄くか細くて、今までよく一人で頑張ってこれたな…って思った
カドワキさんは俺の耳元で
「寂しいですね」と小声で言った

俺はまだそれに応えられなかった
寂しくても、未来に踏み出すために、俺はここから出て行くんだから

783: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:54:43.12 ID:kppVQiBj0
その日、俺たちは手をつなぐ事もなく
微妙な距離感を保ったまま、帰り道を歩いた
「そろそろ離れる時が来る」
もちろんそれが今生の別れじゃないくらい分かっていたけど
何とも不思議な感じだったんだ

今までのようには、もう会えない
でもそれは、俺のため…

784: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/14(日) 23:56:55.48 ID:kppVQiBj0
そして、俺の人生で一番色濃かったであろう8月は
あっという間に過ぎ去って行った

とうとう、愛すべき宿とも、別れの日がやってきたんだ
少ししかいなかったし、部屋にほとんど荷物の無かった俺は
段ボール4つ程度しか荷物が無く、全て宅急便で発送

その他の小さいものは、全てリュックに押し込んで背負った
なんとも、身軽な引越しだ

785: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:01:23.69 ID:kppVQiBj0
毎日行ったケンの散歩、毎朝の庭の手入れ、けっこうきつい浴場清掃…
親父さんと毎晩のように晩酌した食堂、いつも煙草を吸った玄関の灰皿

自然がいっぱいなこの街が俺は好きで、ここに住む人達も大好きで…
第二の故郷になったことは間違いない
全力で生きたこの数ヶ月間、まったく数ヶ月という気がしない

788: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:06:25.28 ID:POCf0Mmm0
俺「今まで、本当にお世話になりました。本当に、こんな僕なんかを…ありがとうございます」
半泣き状態だった

親父さんも女将さんも、目に涙を浮かべていた
親父さん「本当に楽しかったよ。新しい息子が出来たような気分だった。」
親父さん「何か辛いことがあったら、またいつでもおいで」

女将さん「また遊びにおいでね。待ってるから」
俺は泣くのをこらえるのに必死だった
俺の人生は、まだまだ始まったばかり
これからまだまだ、沢山の人に出会い、沢山の事を経験するだろう

だからこそ、わずか数ヶ月でも、この宿にいることが出来て良かった

789: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:13:53.69 ID:POCf0Mmm0
親父さん「変わるのも大事。でもそのままの気持ちも忘れるなよ」
俺「はい…」

宿の外まで、親父さんと女将さんは見送りに来た
黙って、涙目の笑顔で手を振り続ける
俺は、深々と頭を下げて、駅に向かう

宿を振り返って見た
あの時、ここを見つけなければ…
あの時、あの電車に乗らなければ…

人生、何が起こるかわからない
分からないから、行動を起こした者勝ちなんだろうな

790: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:16:39.38 ID:POCf0Mmm0
宿の敷地から出た瞬間、待ち伏せていたかのようにカドワキさんがいた
カドワキ「こんにちは」
俺「あれ、休みとれたんだ…」

カドワキ「はい、隠しててごめんなさい…」
俺「いや、でも良かったよ」
カドワキ「目が真っ赤ですねw」
俺「ああ…w」

カドワキ「別に急いでは、いませんよね?」
俺「そうだね…」

791: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:18:34.74 ID:POCf0Mmm0
カドワキ「それじゃ…コンサートにご招待しますね」
俺「え?本当に?」
俺は途端に嬉しくなってテンションが上った

カドワキ「特別ですよ」
俺「うんうん」
そう言って、俺は前を歩くカドワキさんに着いて行った

792: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:20:45.52 ID:POCf0Mmm0
しばらく歩いて、公民館に着く
慣れた手つきで、カドワキさんは鍵を開けた
引き戸を開けて
「どうぞお客さん」と言って俺を中に促した

俺が「なにそれ~w」と笑うと
「え、え、ダメですかね…」と言って恥ずかしそうにしていた
最後の最後まで、本当に相変わらずな人だ

794:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 00:23:04.27 ID:6lWAFmVR0
なんだかすごく温かい気持ちになれる文章だなぁ….

797: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:26:17.71 ID:POCf0Mmm0
俺が荷物を端において、ピアノの横に立つと
彼女も丁寧に椅子を弾いてピアノの前に座った

カドワキ「今日は、とっておきを、1つだけ用意してあるんです」
俺「おお…」
カドワキ「〇〇さんのためだけに、練習してきました…」
俺「ありがとう」

俺がお礼を言うと、少しはにかんでから
カドワキ「じゃ、いきます」と言った
俺は小さく拍手して、真剣な表情になった彼女を見つめていた

798: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:31:13.21 ID:POCf0Mmm0
彼女の手から、繊細な旋律が流れ始めた
俺は、この瞬間のカドワキさんがたまらなく好きだ

それは、紛れもなくショパンの「別れの曲」だった
優しい、暖かなメロディーから始まるこの曲は
なんとなく懐かしい気持ちになってくる

そう思っていると、中盤にかけて、突如荒々しい旋律がやってくる
その部分が何かの慟哭のようにも感じられて、
ハラハラして、不安な気持ちになる 別れの辛さを謳ったメロディーなのだろうか

799:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 00:32:05.73 ID:9NxOPjiD0
(;ω;)

800: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:34:32.00 ID:POCf0Mmm0
そう思っていると、また最初の穏やかな川の流れのような旋律が戻ってくる
先ほどまでの荒々しい旋律も相まって、その静かな旋律が
旅立つ人を、励ましているかのように聴こえた

曲が終わると俺は自然と拍手をしていた
さっきまで泣いてたのに、また涙目になってしまっていた

俺「ありがとう!ありがとう…!」
俺がそう言うと、カドワキさんはふふ、と笑って
「どうでしたか?」と聞いてきた

802: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:38:10.90 ID:POCf0Mmm0
俺が涙目で「本当に良かった…ありがとう…」
と言っていると、カドワキさんは笑顔になって

カドワキ「これからも、ずっと聴き続けてもらうんですから」
カドワキ「今日で終わりになんて、なりませんよ」
と言ってきた

椅子に小さく座っているカドワキさんの方が、俺よりずっと強いじゃないか
俺がカドワキさんを守っていくと決めたのに、これじゃカッコがつかない

803: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:41:07.26 ID:POCf0Mmm0
俺「わかってる…そうだね…そうなっていくんだ…」
俺はもう涙で視界がよく分からなかった

カドワキ「さ、行きましょう。電車、来ちゃいますよ」
そう言って彼女はパタパタと駆け出して
公民館の引き戸を勢い良く開け放った

西日が差し込んで来て眩しかった
その先で、カドワキさんが早く早く、と呼んでいる

805: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:44:36.88 ID:POCf0Mmm0
駅まで、2人で並んで歩いた
手を繋ぎたいが、勇気が出ない

ヒグラシやツクツクボウシ?が鳴いていて
やたらと騒がしい
歩いているうちに、汗も出てくる
蜃気楼で、道の先が歪んだ

もう後何歩で、カドワキさんと別れるのか
いつ俺は、カドワキさんに想いを伝えるのか

駅舎が見えてくる
タクシーの列が見えてくる
自販機の群れも見えてくる

もう、着く

806: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:48:12.11 ID:POCf0Mmm0
小さな小さな駅舎の中で、俺は切符を買うのに手間取った
家までいくらなのか、すっかり忘れていた
後ろで、カドワキさんが柱に寄りかかって見ている

小銭を入れる、切符が出てくる
切符を手に取る、うるさい警告音が消える
俺は手を上げて「じゃあね」と言った

カドワキさんも少しだけ笑って「さよなら」と言った

さよならじゃないだろ、と思った
次の瞬間、俺は口にしていた


807: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:52:24.40 ID:POCf0Mmm0
「大好きです。本当に大好きです。これからもずっと一緒に居てくれないか」
気がつくと、俺はこんなことを言っていた

それを聞いてカドワキさんは、一瞬とても驚いたが
すぐに花が満開になったような笑顔になって
「はい、もちろんです」

カドワキさんがそう言った瞬間、ホームにドドドドド…と電車が来た

俺「バイバイ、またすぐ迎えに来るからね」
カドワキ「ずっと待ってます」

そして、俺は3両編成の小さな電車に乗り込んだ

808:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 00:53:21.22 ID:uj/RCONOO
初めて開いたけど感動して泣いてる
1も保守してくれてたひともありがとう
休日が終わるのが憂鬱だったけどまたがんばる

809: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:55:20.54 ID:POCf0Mmm0
帰り道、高架橋の上から
俺のいた小さな小さな町を見渡した
ここに、俺はいたんだ…

来た時とは逆、家にむかう電車の中で、俺はしみじみとそう感じた
9月になれば、またまったく新しい生活が始まる
本番は、そこからだ
そう心に思い、やる気が湧いた

812: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:57:49.98 ID:POCf0Mmm0
こうして、俺の短くも長い、宿での住み込み仕事暮らしは終わった
数えきれないほどの貴重な経験に、最高の出会い
何に、どれだけ感謝すればいいのだろうか

そして、俺は9月からの花屋での仕事にも耐えぬいたさ
花屋といっても、店舗での営業だけじゃなく
通販を扱ったり、イベントをやっているホールに花を持ち込んでいったりなど
その業務は様々なんだ

でも俺は元々花が好きだったし、新しい仕事も、好きになれたんだ

815: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 00:59:30.10 ID:POCf0Mmm0
結論から言うと、俺は今でも花屋で働いていて、仕事はめちゃくちゃ楽しい
実家ぐらしもあってか、貯金もだいぶ貯まってきた
すごく、今は充実してる
だから平日とかはけっこう忙しいけどなww

さて、ここからだ
スレタイにもした、本題の夢の話
シメに、どうか聞いてってくれ。

819:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 01:01:15.66 ID:0T5ezjSjO
新しい形の電車男w

822: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 01:04:25.41 ID:POCf0Mmm0
俺は夏ごろ、カドワキさんと入籍することに決めた
今は一緒に住んでないけどさ
週2~3とかそれ以上のペースで会ってるんだ

それで、2人で決めたんだよ
結婚式で連弾でピアノを弾こうって
どっちかが弾くとかじゃなく
結婚式で2人で一つの曲を弾きたい

それで、カドワキさんの演奏みたいに、散々お世話になったオカンと親父を感動させたいんだ
これが、俺の夢なんだ

823:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 01:05:43.50 ID:QjLm2fAF0
ちょっと出かけよう~
って感じでここまで変わるんだな

826: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 01:06:58.32 ID:POCf0Mmm0
だから、今はそのためにピアノ猛特訓中だ
今まで全然弾いたこと無いから、大変で大変でw

どうせやるなら、お遊戯会レベルとかじゃなく、
ちゃんとガチで弾いて、今までお世話になった人たちを感動させたいんだ
もちろん、親父さんと女将さんだって呼ぶぜ

そんで、晴れ舞台でカドワキさんと俺の2人でスポットライトを浴びる
これが俺の、クズだった俺が見ている夢なんだ

831: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 01:10:56.09 ID:POCf0Mmm0
実はもう一つの夢はもう叶えたんだ

カドワキさんの成人式に花を持って行ってプレゼントっていうやつ…
当日本当に驚いてたけど、晴れ着の姿が見れて良かった
俺が選んでプレゼントした花、凄く気に入ってくれた

これからこうやって、人生の節目一つ一つを、共にしていけたらいいな

本当に、何があるか分からない
昨日まで、家に引きこもってた俺が、あの日電車に乗って
目まぐるしく人生が走りだしていった

人生なんて、いつ走り出すか分からない
本当に、これからも行動し続けていくよ

832:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 01:11:52.51 ID:0T5ezjSjO
全俺が泣いた

833: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 01:11:55.90 ID:POCf0Mmm0
これで、俺の話は終わりです
みんな、二週間以上見てくれて、本当に感謝です。

またどこかで会えたらいいな…

そして、最後に1つだけ言わせてください

834:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 01:12:15.23 ID:GptRiHPu0
>>833
もしかして

837: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 01:13:48.73 ID:POCf0Mmm0
この話…釣りでした

ごめんなさい!!!

843:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 01:14:44.09 ID:ktGBPIIc0
俺のカドワキさんが…

854:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 01:16:24.88 ID:GptRiHPu0
釣りでもすごく面白かった

859:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 01:17:46.77 ID:RcFsmir80
あらら。
釣り宣言しちゃったの?
だったら言うけど、カドワキさんのところに長居した時、旅館の人から携帯にコールがなかったのは不自然じゃないかと。

868: ◆GZ9LcuBAFk :2013/04/15(月) 01:20:44.20 ID:POCf0Mmm0
>>859
確かに…携帯をマナーにしていて見落とした的な解釈でw
うーん…まだまだでしたね

863:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 01:18:40.22 ID:7KAo7rHn0
てめー!
ゲーセンのこいつだろ!
https://twitter.com/Tomizawa_2ch
書きためてたのか?!

870: ◆WiJOfOqXmc :2013/04/15(月) 01:22:08.53 ID:POCf0Mmm0
>>863
その通りです 酉も変えます
やっぱり文体からバレちゃうんですかね…すいません
書きためはしてなかったので、後半、特に最後の詰め込み具合半端ないですね…

871:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 01:22:50.06 ID:JuwxVoXg0
>>870
んでも俺は結構楽しめたぜ
ありがとな

874:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 01:24:51.39 ID:Zim6F2VA0
( ;∀;)イイハナシダッタナー

875: ◆WiJOfOqXmc :2013/04/15(月) 01:26:02.48 ID:POCf0Mmm0
今日中に書ききろうという精神が働いて
後日談的なものが全然書けなかったのがちょっとなぁと

最後展開が早すぎましたね
それ以外でも釣りだとバレバレな所はあったかと思いますが
面白かったって言ってくれた人、ありがとう

881:名も無き被検体774号+:2013/04/15(月) 01:28:17.26 ID:QjLm2fAF0
後味が良い釣り

名作

Posted by wpmaster