数年間一人の男に粘着した話
友人からはかなり怒られた
変に初恋に執着してガリに付きまとって自滅したのはアンタでしょうが!と、正論過ぎて何も言えなかった
怒られた後は「次がある!頑張れ!」と励ましてもらった
でも次に進むにはどうしたらいいか分からない、と告げたところ友人に策があると聞いた
友人「私の彼氏の友人が人の相談に乗るの上手いんだよー。会ってみる?」
私「な、なぜ見ず知らずの人に相談を…?」
友人「見ず知らずだから話せる事もあるかと思って」
この時は見ず知らずの人に話せるかヴォケと思ったが、これが人生の転機だった
後日、友人から相談に乗るのが上手い人を連れてこられる
その人のスペック
・男
・私より4つ年上
・普段は普通の会社員
・フツメン
なんか雰囲気がふわふわしてるので以後はふわ男で
ふわ男「初めまして」
私「…ど、どどどどうも」
友人「ふわ男さんだよー、ふわ男さん、こっちは1だよ」
友人を挟んで最初は自己紹介の様な会話をしてその日は終了
ふわ男とメアドを交換し、その夜メールが来る
ふわ男「1ちゃんは面白い子って思ったよ、これからよろしくね」
との内容だったが、内心どうせこういう雰囲気の男は女慣れしてるだけだろと警戒してた
しかし友人から聞けば
「ふわ男さんは人見知りでオタク趣味で友人も少ないし、彼女も2人しかいなかったんだよ」と聞いた
その後、ふわ男から色々誘いを受けるが、色々信じられなかった
まず私の家の前まで迎えに来てくれる、帰りは家の前まで送ってくれた
今までガリに虐げられてた(自ら虐げられに行ってたもんだけど)ので信じられなかった
逆に暴言を吐かれたり性欲処理の為に呼び出されないことが不思議だった
ちなみにふわ男と交流はあったが、まだガリとの出来事は相談していない
優しいふわ男にガリとの過去を言って嫌われる事が怖くなってきたからだ
しかし過去を隠しながらふわ男と接することが嫌とも思った
なので意を決して根暗地味ブスはふわ男に全てを打ち明けた
昔ネットで知り合った人を好きになって、色々尽くしてたこと
尽くしてたけどフられて、色々虐げられたけど自ら虐げられに行ってた様なものだと
風俗に行ったことがショックでストーカー行為をしていた事を全部打ち明けた
ふわ男は引かなかった、逆にすごい慰めてくれた
色々面倒くさくなってきた、割愛する
その後ふわ男と付き合うことになったんです
おわり
おい!
末永くお幸せに爆発しろ
とは言えここまでだらだら書いといて最後が適当なのはやっぱむずむずする
ちゃんと書く、ごめんね
まさかのふわ男から告白されて付き合いだしたんですよ
最初はガリの時は当たり前だったパシりや暴言が無くて落ち着かなかった
何度も「私の事がムカつかない?」「ブスだけど整形しなくていいの?」と聞いてしまった
ある日ふわ男が「もうそんな男の時と同じ態度をとらなくていいんだよ!」と泣き出して、私はふわ男に対する警戒心が薄れていった
その後ふわ男と順調に交際を続けて行き、この春ふわ男と結婚しました
今は専業主婦で毎日ふわ男とペットと楽しくやってます
っていうか結婚したのかよおめでとう!!
なぜガリについて語ったかと言うと
ふと思い出し、粘着してたSNSを覗いてみたらまだ居たので
「バッカだなーこいつ」と笑えるレベルになってたので、語らせていただきました
ガリはクズ度があがってて、なんかもう本当笑えました
粘着してたエピソードがまだあるんだよ
改めて自己紹介をする
私はブスの粘着女
ガリは私が粘着してた体型ガリガリのブサイク
ガリにフられ、色々虐げられてきたけれど、粘着して離れなかった私ではあるが
今回の話はガリに本気で粘着する前の話(本気で粘着するのはガリが風俗へ行き出してから)
ある日私は友人と午後から遊ぶ約束をし、待ち合わせ場所の駅にいた
相変わらず待ち合わせ時間に早く着く私は暇潰しに駅構内にある店を巡っていた
そろそろ待ち合わせ場所の改札口付近に行くか、と改札口を目指し歩いた
夕方過ぎだったので人が結構いる中で、私は驚異的な粘着パワーで奴を発見した
改札口の近くの時刻表を眺めるあの男…!!
あのひょろ長いブサイクガリ男は私の愛しのガリじゃないか!!と
こんな所になぜ居るんだと言う疑問と同時に「見つかったらやべぇ」と言う焦りが生じる
着ている服の事を貶されるかもしれない!化粧しても相変わらずブスとか外で言われるかもしれない!という焦りである
私には癖(?)がある
考え込むと動けなくなりその場で地蔵になるのだ
逃げる、逃げないの選択に迷っていた時だった、時刻表を見ていたガリがこっちを見た
しかし慌てる事なかれ…こんな人が大勢居るのに私みたいな地味ブスをガリが見つけられるわけ無い
私には愛しのガリを察知する粘着パワーが備わっているからガリを見つけるのは余裕だけどな!
と、思った矢先ガリが消えた
愛しのガリを察知する粘着パワーとはなんだったのか
夕方の帰省ラッシュで改札口から人が行き交っていたので、それに紛れてガリを見失った
所詮ブスの粘着パワーなんて役にも立たない、脆い物である
考え込むのをやめて地蔵では無くなった私の前に、約束をしてた友人がやって来た
その後ガリを見かけることはなく友人と遊んだ
しかし遊んでる最中にガリからメールが来た
ガリ「お前さっき駅に居ただろ」
私「いたよ」
ガリ「俺をストーカーしてたとかじゃないよな?」
私「するわけないじゃん」
ガリ「流石のお前もそこまでしないか」
私「そうだよ。じゃあねー」
と言うやりとりをしたが
その後、私はストーカー紛いの事をする事になるのだった
…これで終わりなんだけど粘着話でもなんでもなかった
この出来事も入れるべきだったかと迷ったけど、今思うと入れなくてよかった
ふわ男と書くのはむず痒いので、夫と表記します
夫との幸せエピソードか…
なら長くなりそうだけど、書いていく。ちょっと関係ない話も入るのはごめん
まず私はすっごい挙動不審
ブスで暗かった為にクスクス笑われたり、廊下ですれ違うと「うわキモwww」とか言われてた
おかげで人の目が怖くなって、特にDQNやギャル系の女がすごい苦手になって
人の目を見て話せない、常に下を向く、どもりが根付いてしまった
自分では普通だと思ってたけど、私が異常だと気付いたのは授業で人前で発表等をする時に
クラスの人から「あの動き見て…www」「ちょっとやめなってwww」「きもwww」と笑われてるのを聞いてからだった
人前で話すのが怖いと感じるあまり、動きがすごいギクシャクしてたのね、例えればロボットみたいな感じ
自分が挙動不審だと気付いてから更に人の目が怖くなる
教室内で誰か笑っていると自分が笑われてると思い、更に縮こまる
外でも人とすれ違う際、笑われてる気持ち悪いと思われると思っていた
さっきの文の「思われると思っていた」ってなんだ…おかしい文になってる
この挙動不審は大人になっても直らなかった
未だに緊張したり、前方からDQNが来たらビクビクして怪しい動きになる
夫にそれを見られた時は「気持ち悪いやつだと思われる!」とすごいビクビクしてた
しかし夫は「大丈夫だよ」と怪しい動きについて引いたりしなかった
挙動不審な女は気持ち悪いでしょ?引いたでしょ?と聞いてみたところ
逆に「挙動不審だとは思うけど、そこも好きだから」と返されてしまった
挙動不審な事をすごい恥ずかしいと思っていたけど
夫に受け入れてもらってからは「個性!」と思い、特に気にしなくなった
つまりは受け入れてもらった事が幸せだった!!…おわり
全然幸せエピソードじゃねぇ!!ごめん!!!!
終わりと言いつつ戻ってくるかまってちゃん(ブス)でサーセン
話しそびれた出来事を箇条書きで
・フられた後もガリには10回ほど告白しているが全部フられている
・ガリにも勿論いいところはあった
・汚い話
・ガリの所為で変な性癖(?)を持つことになる
・ガリに頼み込んでガリをひたすら撮影した事
性癖キボンヌ
たいした性癖じゃないし、性癖と呼べるかも不明だけど書いていくよ
・ガリの所為で変な性癖(?)を持つことになる話
まず私は地味なブス、初恋相手はガリ
恋愛経験0の地味ブスだった為か、異性のツボはガリになった
ガリは170cm台の身長だったが50kgあるかないかのガリガリ体型
そのガリガリ体型がドストライクになり、ガリが眼鏡だったので眼鏡も大好きになった
ガリガリの地味な眼鏡をかけたオタクが私のドストライクな異性のタイプである
しかしブスの癖に一丁前にこだわりがあった、それはあくまでブサイクじゃなければダメと言うこだわりである
もはやそれは「異性のタイプはガリ」と言っているようなものである
ガリにベタ惚れな私は異性のタイプはガリそのもの
しかし、ガリに侵食された部分は「異性のタイプ」だけでおさまらなかった
そう「性癖」までも侵食される事になるのである
結構性癖話早く終わったんで投下
ガリの所為である性癖(?)に目覚める
それは「童貞」を異様に愛してしまう事だった
ガリは出会った当時童貞だった
異性と話すこともあまり無い、異性に触れたことも無いと言うなんとも初々しい童貞であった
その初々しさがあまりに素晴らしく「童貞は癒しの効果をもたらす生物…?」とさえ思った
童貞の魅力を言うならば初々しさ、不慣れな手つき…童貞とは素晴らしいものだ
ガリの童貞っぷりを見てから私は童貞の魅力に目覚めた
それから私は童貞の男性に対しては異常にテンションがあがる様になった
特に地味なオタクの童貞だとテンションはMAXである
言っておくけど別に「童貞とヤりたいドゥフフwww」と言う考えは一切無い
私は童貞を守る男性が大好きなだけなんですよ、ヤリチ●じゃない男性は素敵だと思っているだけだ
ただただ「そうかそうか童貞か素晴らしい魔法使いになれよ…」と心の中でグフフwwwと考えてる程度である
だから簡単に「童貞捨てたったwwww」みたいな事言う奴はなんなの…!!もったいねぇ
そりゃ童貞はバカにされ気持ち悪がられと散々な扱いを受ける
でも一部に需要はある!そして処女厨ならぬ童貞厨だっている!それを忘れないでほしい
すっげー気持ち悪い事語ってしまって申し訳ない
しかしこれがガリによって目覚めた性癖、童貞厨である
おわり
まずは
・フられた後もガリには10回ほど告白しているが全部フられている
タイトルが全てを物語っている…
この粘着女のガリに対してのメンタルは底知れず…フられた後もガリに何度も告白をした話である
※全てセリフは完全に覚えてるわけでは無いけど、こんな感じでした
1回目
確かフられる→再び会う仲に戻った最初の頃(時期思い出すのは面倒なので以下時期省略)
私「あの、ガリ、私はまだあの、オゥフ ガリの事が好き…」
ガリ「はあ!?」
私「(めっちゃ嫌そう…)」
ガリ「無理!」
私「……う、ういっす」
2回目
私「あの、ガリ、その、ドゥフwwフヒッまだ私ガリの事好きなんですけど」
ガリ「しつこい!」
私「…はい」
3回目
私「ガリ、あのですね、何度も言いますけど私はガリの事がまだ好きなんです」
ガリ「きもい!」
私「…そうですよね」
4回目
私「ガリ、しつこいのは分かってるけどまだガリの事が好きです」
ガリ「しつこすぎる!無理なものは無理!」
私「そうですか」
5回目
そろそろ心が折れてガリに好きだと言わなくなった頃
ガリ「お前まだ俺の事好きなの?」
私「デュフ!?wwww(こ、これは告白チャンス!?)」
無駄なメンタルの強さ発動
私「ま、ままままだ好きだよ!」
ガリ「まだ好きなのかよ…気持ち悪いな」
私「…」
心が折れた
6回目
私「ガリ、私は諦めきれないんですが…その」
ガリ「無理」
私「あ、うん」
7回目
私「ガリ、好きです」
ガリ「きもい諦めろ」
私「オホホwwwww」
8回目
私「まだ好きなんだけど」
ガリ「いい加減にしろ気持ち悪い」
私「サーセンwwwwフヒッwwwww」
9回目
私「好きですガリ」
ガリ「きも…」
私「ういっす」
10回目
私「ガリの事がまだ好きです」
ガリ「しつこい、無理」
私「うっす…」
毎日毎日告白してたわけじゃないけど、隙あらばガリへ想いを全力投球してた
結果は全部がダメだったけど、思い出す限りすっげー冷たい目を向けられた
最初に書いたけど言われた言葉や言った言葉はうろ覚えで「こんな感じ」と言ういい加減な感じだけど
マジで冷たい目を向けられながら心の底からの「無理!」と言う真剣な言い方は覚えている
当時のメンタルの強さを他の事に活かせばよかったと心底思う
おわり
次はガリのいいところはあった話
明日に書く
>>350
元カノの話、賛同してくれる人がいただけでも書いてよかったよ
また何かエピソード思い出したら書くわ、話の種になりそうなのは多分元カノだけどw
本当に面白いなww
ガリ今はどうなったんだろう
>>353
思い出したら聞かせてねー
ガリの今は知らん
SNSには風俗とパチンコと酒とかの事ばっかり書いてあった
それにしても1のメンタル強くて笑えるw
振られた後の様子がすごい伝わるなコレ。
俺は平々凡々と過ごしてきてるから、普通の世界を生きてるから、何も語れないわなぁ
>>357
粘着女のメンタルの強さ気持ち悪いでしょドゥフフフwwww
様子が伝わったようでよかった
平凡な日々でも普通の世界を生きてても何か話すことがあれば聞きたい
>>358
その笑い方が、何て言うか想像がつくんだわww
凄まじいエピソードがないから、ほんと語れないわ。
普通に恋愛して、普通にその子と結婚して、普通に仕事して、普通に子育てしながら、ほのぼのと毎日生きてるだけなんだよ。
小中高大と振り返っても、楽しい思いではあれど、全部普通w
なんか、こういうとこ見てると普通な俺の方が普通でないのかと思ってくるな
>>359
笑い方まで想像つくとか私どんだけキモいの~~~☆
凄まじいエピソード限定じゃないから!話してほしいよ
普通に恋愛話も是非とも聞かせてほしい、強制じゃないけどね
では話す
・ガリのいいところ
まずこのブスは初めて異性に優しくされてガリを好きになる
その後ガリを好きな気持ちが冷めなかった理由としては、ガリにもいい所があったからだと思う
フられた後ではあるが、ある日ガリの家へ呼び出されて行った時
「これやるよ」と私が好きなキャラクターのぬいぐるみを貰ったことがある
「このキャラ好きなんだろ?言っとくけどたまたま見つけて安かったから買っただけだから…」と言われた
その時はなにガリったらツンデレさん☆私の好きなもの覚えてくれてるとか感激!!とガリにまた惚れ込んだ
なんだかんだで私の好きなものをガリは覚えていた事が嬉しかった
物をくれる=いい人と言う事ではない、自分の好きなものを覚えてくれたことが大事なのだ
二つ目
まだ高校生だった時、勉強で分からないところがあるとガリに相談したところ
「しかたねーな、バカでも分かるように俺が教えてやるよ」と勉強を教えてくれた時
こんなブスな上にバカに分かりやすく勉強を教えてくれる人だった事
しかし勉強を教えてもらってる最中何度も
「バカでブスは救い様がねーからな…せめてバカは治せ」と言われたので、かなり勉強は頑張れた
三つ目
ガリに体調が悪い等と言った次の日に電話かメールが来て
「言っとくけどお前が心配なわけじゃないからな」と言われていた
内心「ツンデレガリマジ素敵ィィィ!!」と更にガリに熱を上げていたが
本当に心配してくれたのかは知らん
以上がガリにもあったいいところ
思った以上にいいところ少なくて自分でワロタ
さっさと次の話題に行こう
次の話は汚い話だけど話してもいいですかね?
※汚い話注意
ある日、ガリに呼び出された私は急いでガリの家へと向かった
家にあがってガリと話していると、ガリが咳を何度かしていた
私「風邪?」
ガリ「かもしれない」
私「熱あるんじゃないの?」
ガリ「微熱」
私「なぜ呼んだ」
ガリ「嫌なら帰れ」
私「構いません」
ガリから風邪をもらえるのはご褒美ですウヒヒwwwと心底気持ち悪いことでにやつく粘着女
するとガリが「寒気がするから抱き枕になれ」と布団へと誘導
「風邪マジGJ」とガリの風邪に感謝しながらガリの抱き枕へと化した
密着してるとガリが熱い
微熱じゃねーだろこれ…しかしガリの抱き枕になれるとかどんなご褒美だよ…フヒヒwwww等と考えているとガリの様子が変わった
咳の他にも鼻をすする音まで聞こえてきた
ガリの咳と熱を感じられて幸せ、ここは天国かしら☆とか思ってる時だった
ガリが一切喋らず、咳もせず、鼻もすすらなくなった
心配した私はガリの方へと顔を向けた
すると
ガリ「ヘグシッ!!!」
私「うへい!!!」
ガリのくしゃみを顔面で受け止める結果となった
続き
ガリのくしゃみを顔面で受け止めた直後、一瞬時が止まった
何か顔が熱くてぬるりとする、そして顔全体が湿っていて気持ちが悪いのだ
何事かと思わず起き上がり顔を触ってみると、手にねばっとした物が付いていた
そう、ガリがくしゃみをした際鼻水も一緒についてきてしまったのだ
結果くしゃみと鼻水を顔面で受け止めたのでたまったもんじゃない
流石のガリも「すまん」と申し訳なさそうに謝りながら私にティッシュを差し出した
しかし内心は「ガリの風邪菌…ご褒美ですかねぇ」と余裕だったが鼻水は流石に嫌だった
おまけに次の日、ガリの風邪菌をもろに浴びた所為で風邪を引いて寝込む羽目となったのだ
おわり
次の話
・ガリ撮影会
粘着ブス女はガリを目の前にその日はあることを企んでいた
スマホをいじるガリを目の前に、自分のガラケーを取り出した
どうせ今日の企みは確実にバレる、ならば堂々と実行するまでよ…と行動を移す
私「…」
ピロリーン♪
ガリ「あ?てめぇ俺の写真撮ってんじゃねーぞ」
やはりバレた、しかしめげないしょげない粘着女
今日企んでいることを素直に明かすことにする
私「お願いお願いお願い!写真撮らせてお願いお願いお願い!!」
ガリ「やだよ」
なんとあっさり断られるのだろう
しかし「ガリの写真を一枚でも撮る」と言う今日の目標をあっさり断られては色々悔しい
愛しのガリが写った写真の一枚や二枚くらいよこしやがれと物欲に駆られながら
粘着女は粘る、粘着女の粘着っぷりをとくと見よ
私「そこをなんとかなんとかなんとか!」
ガリ「きめーよ…」
私「顔はうつしませんので!」
ガリ「はあ?」
私「おねがいしゃっす!おねがいしやーす!!!!!」←野太い声
ガリ「お前なんなの…」
ガリドン引き?でも構わぬここまで来て引く方が難しい
つまり押し通せばいい、押して押して押しまくればいいだけの話…土俵と考えればいい
私「お願いお願いお願い!顔は写さないから!」
ガリ「きもいなー…でも顔写さないなら好きにしたら」
私「ありがてえ!ありがてえ!」
全力でガリに頭を下げて、ガリの許可が出たことに歓喜した
そしてガリのほっそい腕やら足やらを撮影する事にした
私「(これはかなりの成果…)」ピロリーンピロリーンピロリーン
ガリ「おい撮り過ぎだろ」
私「(足と腕と手が素晴らしいな…色白で細くて骨格が美しい)」ピロリーンピロリーンピロリーン
ガリ「おいもうやめろ」
私「(もはや芸術)」ピロリーンピロリーンピロリーン
ガリ「しつけぇっていってんだろ!!!」
ここでガリに携帯を取られ、頭に拳骨を喰らう羽目となった
しかし私は大満足だ、愛しのガリの足や腕や手が撮影出来たのだもの、国宝級のガリガリ体型に感謝
その数ヵ月後に私はスマホに、ガラケーは押入れで眠っていたが
結婚し実家を出る時に自分の部屋を整理してた時にガラケーを発見し、充電して中身を見てみた時、この写真が大量に見つかった
その写真を見た途端にガリとの出来事が再生され精神的ダメージが最大級に達したところで
私は「グォホォ…」と言う静かなるうめき声をあげ、その写真を全て削除した
おわり
あと一つ思い出した話
ある日もまたガリに呼び出された
その日は雨が降っていてついてないなーと思っていたが、家を出る時は雨は止んでいた
おお、神よ…感謝いたします…と神様に感謝をしながらガリの家まで向かった
ガリに呼び出された後、帰ろうとした時だった
ガリが「今日俺近くのコンビニに用事あるから途中まで一緒に歩くわ」と、まさかの帰り道を一緒に過ごす事になった(途中までだけど)
何これ幸せ…ガリが隣の歩いてくれるなんて…神様ありがとうウホホwwwとニヤニヤするのを抑え、家を出た
雨を止ませてくれ、ガリと外を歩けると言う幸せは神様からの贈り物☆と一人浮かれていたが
私にただで幸せなど神様は与えてくれないことが後に分かる
>>387
友達からはじめましょう///
前向きに生きろ!私はいつでも後ろ向き!!
続き
ガリと話しながら外を歩く
ちなみに夜道で人は少ない、雨が降った後なので湿った空気ではあったが私は非常に幸せだった
「せっかくガリと歩いてるのに湿った空気とは…」とじめじめ感を恨んでいる時だった
私「う゛お゛お゛お゛ん!?!?」
足元に変な感触がした後、私の視界は激しく変わり、尻に激痛が走る
そう、雨で濡れた歩道の排水溝で足を滑らせ盛大に転んだのである
尻は痛いわ湿ってるわ、色々ビックリして心臓ドキドキしてるわでたまったもんじゃねーなと思っていたが
何より私がたまったもんじゃねーと思ったのは
ガリの目の前で盛大に転んだこと、悲鳴が「キャッ」とかではなく「う゛お゛お゛お゛ん!?」だったこと
ガリに声をかけるのが怖くなり黙って立ち上がるとガリは困惑した表情を浮かべ
ガリ「……バカだろ」
と小さく呟いたのであった
雨を止ませてくれてガリと歩いた幸せの代わりにこんな仕打ちをするとは神様もお茶目な方である
おわり
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