大嫌いだった従姉妹の話する
>>145
ごめん書き方が悪かった
野球部の子の家が車出してくれたってこと、後さとみもそう
ちなみにごちゃごちゃするかと思って省いたけど、その子とさとみの親も一緒だった
誤解させるような書き方してスマン
じゃあ続きからぼちぼち書いていく
ここからの話は俺社会人、従姉妹大学生だな
俺の入った製薬会社はそこそこ給料も良くて、結構忙しい時もあるけどブラック何かじゃない
良い会社に入れたと思ってる
一方従姉妹は他県の大学へ行って、一人暮らし
入社1年目は慣れない生活に戸惑う事もあったけど
長期休みには従姉妹が帰って来て、お互い励ましあいながら頑張ってた
従姉妹「なぁー」
俺「ん?」
従姉妹「ちょーこっち来てー」
俺「どしたん?」
従姉妹「ん」
俺「……はい」
従姉妹「ん、よろしい」
従姉妹の「ん」は、ハグの合図だった
最初言われた時は何をしていいか解らなくて、従姉妹に理不尽に怒られた
従姉妹「おい」
俺「おいってお前……何?」
従姉妹「今日どっか行かんの?」
俺「…行きたいん?」
従姉妹「うん」
俺「…ほな行こうか、どこがいい?」
従姉妹「…優と一緒だったらどこでもいいー」
俺「ふーん」
従姉妹「………ツッコンでよ、滅茶苦茶恥かしいけんな、コレ」
中々会えないようになったからか
たまの二人きりの時間にはこんな風に甘えてきて、その分可愛さも増した
入社2年目、任される仕事も徐々に増えてきて以前より忙しくなり、
せっかく従姉妹が帰ってきてるのに会えない、という事も少なくなかった
すれ違いに焦りを感じていたし、その事でストレスも溜まっていたし、
何より俺が「会えない」と告げたときの
「…うん、解った……あ、仕事頑張れよ」
という返事を聞くのが辛かった
昔の従姉妹だったら怒ってただろうなーとか、もう何回断ったかなーとか、
色々考えているうちに罪悪感で胸がいっぱいになった
きっとこの頃から俺達の関係は狂い始めてたんだろう
入社3年目、仕事は更に増え、後輩に指導する事も多くなった
極力従姉妹に合わせて休みを取るようにしていたため、合う頻度は2年目と変わらなかった
そして、中学以来全くしていなかったケンカをするようになった
従姉妹が、「…何か今日機嫌悪いな」とか「最近何かおかしいよ!」とか言いだす
もちろん俺はそんなつもりは毛頭ないから弁解する
しかし従姉妹は認めず「嘘!」「嘘じゃないって」「だって…!」「それは…!」
のような感じで水掛け論が始まって、ケンカ
よく、『ケンカの原因はささいな事が原因』っていうのを聞くけど、それを嫌なほど実感した
その後一人になると、
何でもっと冷静になれなかったのか、また貴重な時間をケンカで潰してしまった、と自責の念にかられた
俺達の間にできた溝はどんどんどんどん深くなっていって、
その年の冬、俺達は悪い関係を修繕できないまま、別れた
入社4年目、あれだけ必死にやっていた仕事が、どうでもよく思え始めた
いや、仕事だけでなく何もかもが鬱陶しくなって、
俺に気を使ってくれていた同僚や家族にも当たり散らかした
このままではダメだと思い、何とか従姉妹を忘れようとした
けど、二人で歩いた道を通るたび、一緒に行った場所を訪れるたびにアイツの事が思い出されて、
そのたびに心が痛んだ
俺の家の自室なんかもってのほかで、特に強い思い出が残ってる場所だった
この時はもうしてる
だから俺はこの年一人暮らしを始めた
マンションを借りて、初めての一人暮らし
忙しさで気が紛れるかもしれないと思っていたけど、そんな事はなく、
今までどおりの寂しさが俺を襲った
何をやっても俺の中には従姉妹がいて
どうしても従姉妹を忘れる事ができない、なら、もう従姉妹を嫌いになってやろうと思った
好きだと思うから辛い、だったらいっそ…という苦肉の策だった
従姉妹を恨むのは筋違いだし、情けない方法だと思う
けど意外なことに効果はあり、こうしたお陰で大分楽になったのも事実だった
せつない
その年の冬にはもう家事もある程度できるようになっていた
とは言っても、まだまだ下手糞の領域だと思うけど
で、正月に仲の良い同僚と初詣に行った
深夜とはいえお正月、初詣に来ている人はたくさんいた
俺がその人ごみを眺めていると、その中に従姉妹が居た
見間違いかと思って、もう一度見る
すると、もうその場所には居なかった
俺は同僚をおいて、さっき従姉妹が居た方向へ走った
従姉妹は直ぐに見つかった
俺「…おい!」
従姉妹「!…あ、優!何で…ってそりゃそうか……どしたん?」
俺「ん、いや……えーっと…まあ、久しぶり…」
従姉妹「…うん、久しぶりやな」
俺「…誰と来たん?(従姉妹の)母さん?」
従姉妹「と、弟と」
俺「そっか……あの、ちょっと一緒に周らん?」
従姉妹「………うん、いいよ」
何も考えず突っ走った俺は、しどろもどろになりながらも従姉妹を誘った
他愛ない話をしながら一通り周った後、神社の脇に生えている大きな木の根元に腰を下ろした
俺「なあ」
従姉妹「ん?」
俺「…何か、最後ケンカ別れみたいになったやん」
従姉妹「…そうやなー…」
俺「あの後な、丁度一年くらいか、めっちゃ後悔した」
従姉妹「…」
俺「忘れようとしたり、嫌いになろうとしたりしたけど、無理だった」
従姉妹「…」
俺「…やっぱ俺お前の事好きやけん…今度は絶対幸せにするけん、俺ともう一回付き合ってほしい」
従姉妹「…そんな事言ったって、またケンカするかもしれんし」
俺「それは、俺が悪かった、お前がせっかく会いに来てくれたのに仕事ばっかりやし、最低やな」
俺「でも今度はいける、何よりもお前を大切にするけん」
従姉妹「ん………私も、辛かった」
俺「…うん」
従姉妹「迷惑かけたらいかんかな、とか思って我慢しとったけど…アタシが間違っとった…」
従姉妹「…ずっと、もっとちゃんと話あったらよかったって…」
俺「…今度は話し合いしよう、何でも言い合って、本音言って」
従姉妹「…うん、うん、アタシも、好きだった…ずっと…こんなアタシで良かったら、もう一回付き合って…」
俺「うん、俺はお前がいい、お前意外考えられんけん」
従姉妹「…うん」
そういう訳で、俺と従姉妹はもう一度付き合う事になった
ちなみにこの後、従姉妹のお母さんに謝ったり、同僚に謝ったり、大変だった
>>170
ありがとう、お前のレスに大分励まされたよ
気持ちを言えたのは、今度こそお互いの気持ちを伝え合っていこうって思いの表れだと思う
体感では凄く長く感じたのにな、字にするとこんだけなのかー
高校3年の時、俺等から報告したわけじゃないけど
従姉妹と俺の母さんに同時期に聞かれて「付き合ってる」って答えた
さて、これで俺の従姉妹の話はおしまい
俺の文章力が無かったせいで誤解を与えたり読み難かったりしたと思うけど
それでも読んでくれた人、レスしてくれた人ありがとう
そう
早くプロポーズしろ。
早くないかw
まだ付き合って一週間くらいだぞw
生活の基盤はできてるんだから婚約しろ。
まあ結婚したいって願望はある
お互い落ち着いてきたらさらっと言うつもり
同僚は「まあ俺が強引に誘ったんやしな、でも嫌なら嫌って言えよー」って勘違いしてた
だからめっちゃ謝った後、誤解も解いた
婚約までいかんでもとりあえず結婚を前提にぐらいには
誠意見せとかないとダメなんちゃうか
うん、従姉妹は日曜日に帰って今居ないから
また帰ってきたときに言おうと思う
やっぱりこういうのは会って話したいし
現在進行形で良かった
これからもきちんと気持ち伝えて頑張ってね
何か急に親近感湧いて来たわw
ありがとう、絶対に幸せにする
おめでとうございます
ありがとう、保守嬉しかったよ
ハッピーエンドで良かった!
お幸せに!
ありがとう!
まだまだこれからだから頑張っていく!
だから>>1も何とかしてみろb
マジか!
だからあんなに婚約進めて来たのかw
任しとけb
リア充じゃないから暇なので結婚まで保守してやろうか?ww
まぁ頑張れよ!
>>190
ありがとう
保守の件については実はどうしようか迷ってる
そうだなー…でも遡るとゴチャゴチャになっちゃいそうだからな…
それに何から書けばいいかわからないし、あ、リクエストがあれば(従姉妹との絡みとか)そこ書くけど
ちょっと待ってて
だけんワシが言うたやろが!
S工業行かんとS高に行けと。そしたら話は早かったんや
とにかく復縁おめでとう。絶対幸せになってね。
ワシの分まで(´;ω;`)
そうだなーそうしてたらこんな回り道しなかったかも、でも逆に付き合ってなかったかもしれない
ワシの分までとか悲しい事言うなよw
きっと幸せになれるよ
幸せにしてやれよ!
ありがとう!幸せにするよ
今度こそ仲良くやれよ
お幸せに!
バッドエンドだったら俺立ち直れてないな
ありがとう、今度は泣かさない
社会人からは青春って感じがしないんだが…w
羨ましがられるのは素直に嬉しい
セクロスは社会人1年目の時
俺の家で、良い雰囲気だったんでその場の流れでだった
キスは少し長くなる
高校3年生の冬
付き合って何ヶ月か経ってたんだけど、お互いにまだ上手く接せてなかった
いや、今までどおり接せてたんだけど、それじゃダメというか
会話も態度も、どうしても仲の良い友達同士のものになってた
もちろんそれだけで、従姉妹と一緒に居れるだけで嬉しいんだけど、
やっぱり少しは恋人らしい事もしてみたかった
どうにかしようとあの手この手を試したんだけど、もう従姉妹に対するソレが体に染み付いてて、
恥かしいやら照れくさいやらで、全部失敗に終わった
そんな俺の苦悩を打ち払ったのは、>>131に書いた従姉妹主催の『暴露大会』なるものだった
従姉妹「なぁー」
俺「ん?」
従姉妹「ちょっとこっち来てー」
俺「何?」
従姉妹「よし、そこへ座って」
俺「…ん」
従姉妹が座っているベッドの上に、向かい合わせになるようにして腰を下ろした
従姉妹「いくよー………ででーん!第一回、暴露大会スタートー!」
俺 ビクッ
従姉妹「えー、この大会はー恥かしい事をー赤裸々に告白しちゃおう!という大会でーす」
従姉妹「あ、主にアンタのな」
俺「…は?」
従姉妹「ほなけん、色々質問をし合って、それには絶対に答えないかんっていうゲーム」
俺「…何か恥かしいけん嫌や」
従姉妹「じゃあ一個目なー、えーっと…えー…あ、初恋は誰?」
俺「ちょ待てよお前、俺嫌って言っただろ?」
従姉妹「えーそんな事言うんー?うわー…嫌いになるよー…?」
俺「え…」
というような感じで告白を余儀なくされ、正直に質問に答えた
質問の割合は、従姉妹の質問5回につき俺の質問1回、
でもそんな我侭な所も好きだったので許した
そのまま質問は続いていって、もう何問目かも忘れた頃
従姉妹「…じゃあ次はー、アンタはこのままで良いと思うー?」
俺「ん?どういう事?」
従姉妹「んー…この関係のままで、みたいな?」
俺「あー、そういう事………嫌」
従姉妹「ん、次、ならどうしたい?」
俺「…何かもっと恋人らしい事とかして、イチャイチャ、したい」
従姉妹「ほーほー…次、具体的には?」
俺「え…」
従姉妹「…はよはよ」
俺「………キス、とか?」
ちなみに暴露大会はコレ一回きりだった
従姉妹「…ふーむ、次は…」
俺「待ってそろそろ俺の番じゃない?」
従姉妹「そっか、じゃどうぞ」
俺「お前は…どうしたい?具体的に」
従姉妹「…んー………いいよ」
俺「具体的には?」
従姉妹「…」
俺「…はよはよ」
従姉妹「……あほ、ヘタレ、………キス」
この後キスした
これが俺と従姉妹の初キス
暴露大会の暴露はよ!
恥かしいけど頑張るから待ってて
従姉妹「次ー……アタシのどこが好き?」
俺「…それ答えなダメ?」
従姉妹「ダメ」
俺「えー…えー…」
従姉妹「………ないん?」
俺「いやいやいや!あるある、ありすぎて解らん」
従姉妹が本気で悲しそうな顔をしたから、マジで焦った
従姉妹「…じゃあゆっくりでいいけん、一個ずつ」
俺「えー…美人」
従姉妹「…ん」
俺「スタイル良い、面白い、明るい、家事できる、性格も含めて可愛い……」
従姉妹「…」
俺は考えられる限りの褒め言葉を使った、俺が一個挙げる度に反応する従姉妹が可愛かった
従姉妹「次は、何でアタシの事好きになったん?」
もうこの大会に慣れた俺は、こんな質問もくるだろうと予想していたので結構すっと答えられた
俺「…あの中学の、お前がうちに来とったとき」
従姉妹「うん」
俺「めっちゃ落ち込んどったけん笑わそうと思って、必死に頑張って」
従姉妹「うん」
俺「だんだん笑顔が増えていって、その度俺は嬉しくなって」
従姉妹「うん」
俺「…いつ好きになったとかは解らんけど、多分お前の笑顔に惚れたんだと思う」
従姉妹「…ほー」
俺「以上、次俺、お前は何で俺を好きになったん?」
従姉妹「んー…アタシもいつ好きになったとかは解らんけど、多分優のそういう所に惚れたんだと思うよ」
俺「へー…ってお前それ意味わからんのやけど」
従姉妹「…ま!それはおいといて次!」
俺「おい!」
従姉妹の言葉はよく解らんかったけど、
改めて自分の気持ちも理解できたし良かったかな、と思った
ごめん後ちょっと書き溜めてるから投下する
その後書く
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