ちょっと俺の高校時代の話につきあってほしい。
会子「え、ううん、ありがとう、なんかこんな風に言われたの初めてで
どうしていいのかわかんないから、ごめん」
泣いてたなのか、照れたのかはわからなかったけど
顔が赤くなった会子が急に女の子らしくみえた。
俺「俺は泣いてる会子をみるのはもう嫌でさ、
だから出来るだけそばにいて、支えてあげたいって思ってるんだ。」
会子「うん…」
俺「だから付き合ってほしいって思ってる」
また沈黙。この沈黙がなにより1番怖かった。
会子「あのね、私にとって、俺くんってヒーローみたいなものだったんだ」
会子「困ってるときにいつもそばにいてくれて、飛んで駆けつけてくれて」
会子「そんな俺くんがほんとに好きだった。」
会子「でも、私は無理だなって諦めたの。」
なんで?と聞こうとしたけどそこは我慢した。
会子「忘れようとして、焼肉先輩と付き合おうとしたの。
ほんと最低だよねww」
会子「焼肉先輩とそんな感じで付き合ったけど、先輩は
凄くいい人だった。」
会子「その優しさに惹かれて、好きになった時に浮気されたの。
罰が当たったんだと思う。」
会子「そんな最低な私に毎回気にかけてくれてた
俺くんになんだか申し訳なくなっちゃって、すごい自分が嫌になった」
会子「そのことを今日B子に相談してたんだ。」
俺「そうなんだ…」
なんだか久しぶりに喋ったので
口がパサパサでイマイチちゃんと喋れてなかったw
会子「俺くんがさっきいってくれたことほんとに嬉しかった」
会子「今はまだ焼肉先輩のことで整理つかないけど、整理ついてから
きっちり返事返すからそれまで待っててくれない?」
俺「わかった。ほんと自分勝手でごめんね」
会子「自分勝手は私だよwごめんね」
この日はこれで帰ることになった。
なんとも言えない感じでお預けを食らってしまった。
正直この時俺は諦めていた。
なぜなら、この状況が中学の時と全く一緒だからだ。
保留は振られる、そう確信していた。
とりあえず、高橋に報告。
高橋は
「付き合ったらこの前の飯の分プラス昼飯をおごれよw」
とだけいってきた。
相変わらずなやつだった。
返事がかえってきたのは告白してから一週間後だった。
場所は学校の近くの公園のベンチ。
初めはクラブの話とか学校の話とかを話していた。
俺がそわそわしてるのを感づいたのか会子から話して来た。
会子「この前の返事なんだけどさ、」
俺「うん…」
待ってましたと言わんばかりに
心臓の鼓動が早くなったのを感じた。
会子「焼肉先輩のことがあってからまだ全然日にちが経ってなくて
まだ思い出すときもあるんだ。」
会子「一週間も待たせてあれだけど焼肉先輩のことは
自分でもまだイマイチよくわかってないっていうのが正直な答えなんだww」
会子「でも、俺くんは好きっていうことは絶対だから。」
鼓動が早くなる。体が火照っていくのがわかった。
会子「その、いろいろと迷惑かけるとおもうけど…よろしくお願いします!」
俺「はい!!よろこんで!!!」
と居酒屋の掛け声みたいな声をあげてしまったww
これで晴れて俺と会子は付き合うことになりました!!
こっからはさらっとかいてく。
俺が出来た初めての彼女だったので、
いろいろとわかんないとことかもあったけど
遊びにいったりしてる間に会子の知らないところに触れることができていった。
初めてのデートやクリスマスや、2人でディズニーランドにいったこと。
全部が風のように早く流れていった。
そして、月日は流れて高3の卒業式。
高橋と内山はボロ泣きで俺に抱きついて来た。
最後までこいつらと一緒だったけど、最高の友達だった。
そして、会子のところに向かい第二ボタンをプレゼント。
初めは「こんなのいらないよーww」と言ってたが
照れくさそうに「ありがとうw」と受け取ってくれた。
そのあと写真を撮り、卒業式は終わってしまった。
俺と会子はそれぞれ違う大学にいくことになっていて、
俺は上京することが決まっていた。
最後まで、東京に行くと言っていた会子だったけど最後はわかってくれて、
地元に残ることになった。
そして、俺は会子に別れを告げた。
理由は遠距離恋愛は簡単じゃないし、それぞれ違う大学にいくから
会子に迷惑をかけたくないということだった。
>>298
そして、俺は会子に別れをつげた→そして、会子は俺に別れを告げた
間違えた、こうね
俺も辛い思いをしたくなかったし、会子にも迷惑をかけたくなかったから
2人の同意の元別れることになった。
でも上京先の大学でも、会子が忘れられないままズルズルと時だけが
流れていった。
俺は本来楽しいはずのキャンパスライフを心の何処かにいる会子が
忘れられないまま終わらしてしまった。
このまま行動をおこせないまま俺は社会人になっていった。
ある程度いいところに就職できたものの多忙な毎日で
帰れない日なんてザラにあった。
でも俺は帰ってもなにもやることがないので、
それぐらいがちょうどよかった。
そんな毎日を送っていた俺に一つの手紙が届いた。
クラブのOB会の手紙だった。
なんと企画者は高橋。
こいつ、まさか。と思って出席のところをみてみると
会子の名前があった。
こいつは俺にどれだけチャンスをくれるんだと改めてこいつの
友達でよかったと思えた。
もちろん、出席するに丸をつけた。
そして、迎えたOB会っていうのが明後日にある。
俺がスレを立てたのはもう一度会子とやり直したいっていうのが理由なんだ。
今まで俺の自己満に付き合ってくれてありがとう。
みてくれた人にほんとに感謝してる。
みんな起きてるかな?
正直今更っていうのもあると思うし、俺もやめとこうかなって
思ってたんだけどこのスレ立ててすごい勇気が出たんだ。
頑張れ
ありがと!
正直どう言っていいのか困ってる部分もあるんだ。
だからもう少しだけみんなの力を貸してくれないか?
報告はするよ!
OB会が金曜の夜からだから明後日になるかもだけど…
少なくとも5年くらいはたってるってことか
ちょうど今年で5年目だな
なるほど、長かったね…
思ってたことを素直にちゃんと伝えなきゃだね
めっちゃがんばって来て!!
なにが今更だ?
これからだろ??
だよな!ありがとう!
>>317
ありがと!
相手が付き合ってるかどうかもわかんないけど
とりあえず告白してみるつもりです!
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