ちょっと俺の高校時代の話につきあってほしい。
>>232
ありがとう。今日で終わるから最後までみていって欲しい。
内山「お前食い逃げかy」
と内山が叫んでいた中
高橋「貸し1なw」
と高橋が代金を払ってくれた。
この時本当にいい友達を持ったなと思った。
俺が提案したとおり会子がA子に思ってることを言ったらしい。
するとA子が発狂しだした。
親友(B子)を取られただとか、私の居場所を取っただとか、
会子が入ってからこのクラブの雰囲気が悪くなったとか、
ありもしないようなことを言い出した。
よーはA子の嫉妬だな。と頭で状況を整理しつつ
通学路にA子がいないかを確認しながら女子たちのもとにむかった。
どうやら、B子が顧問に連絡して、それで探し回ってくれたらしい。
顧問に「ここまで来てくれて悪いけどここからはちょっと先生に任してくれる?」
と言われたので、
俺は話し合いが終わるまで1人で待っていた。
女子に聞ききづらかったから、顧問の先生に聞いた。
現時点ではなんとも言えないと言われた。
ただ、最悪の場合、会子がクラブもやめるかもしれないとも言われた。
なんで会子が辞めるん??って思うかもないけど
なんというか会子は全部自分のせいにして自分を犠牲にする人間だった。
帰り道、俺と会子がまた2人になった。
俺「泣すぎだろwてか急に泣きながら電話かけてくるからびっくりしたw」
会子「ごめん…迷惑かけて…」
>>239
これは俺ね
俺「迷惑だなんて一言もいってないよ」
会子「…ごめん…」
俺は会子に辞めるかどうかを聞きたかったけど、なかなか
それを聞くきっかけがつかめなかった。
俺「この前変わったって言ったけど、あれ撤回ww一個も変わってないわw」
沈黙が嫌だったので喋り続けた。
俺「泣き虫のとことか、人のことばっか気にするとことかw」
俺「でもさ…俺はそっちの会子の方が会子らしいと思うよ。」
会子「……」
そして俺は切り出した。
俺「クラブ…やめんの?」
会子は何も言わずに黙ったままだ。
俺「お前が楽しいって思えるクラブにしてやる。」
会子がこっちを向いた。この言葉何回いってもムズムズする。
俺「俺がお前に言ったことまだ覚えてたんだww
今でもかっこつけすぎたって自分でも恥ずかしくなるけどさ、
嘘じゃないからな。」
俺「別にお前を励まそうと言って嘘いったつもりじゃなくて、
俺は本気でいってるから。」
会子の目が潤んでいたのがわかった。
けど、俺は続けていった。
俺「お前がクラブやめたら楽しくできないじゃん」
この一言で会子の目からブワッと涙がこぼれ出した。
そして、全部俺に話してくれた。
会子はビッチだの、二股かけてるだの。
この被害は会子の彼氏である焼肉先輩にも迷惑がかかっていた。
焼肉先輩の変な噂も流れていたそうだ。
クラスでもあまりいい立場ではなかったらしい。
ずっとこのことを1人で会子は抱え込んでいた。
とりあえずベンチに座らして俺は会子が泣き止むのをじっと待っていた。
しばらくして、落ち着いた会子と俺は歩きだして自分の家に帰って行った。
会子の家の前までおくると会子は
「ありがとw俺くんにはこんなんばっかりだねww」と言ってきた。
俺「そーいや合宿の時もこんな感じだったなw」
合宿が遠くに感じた。
会子「ほんとにいつもいつもありがとう。」
俺「なんだよ改まってwもういいってww今日ももう遅いし帰ろw」
本当はもうちょっと喋りたかったけど喋っていたら
過ち(告白)をおかしそうで怖かったからやめておいた。
会子「うん、じゃあまた明日」
俺「じゃまた明日ー」
俺「そーいや合宿の時もこんな感じだったなw」
合宿が遠くに感じた。
会子「ほんとにいつもいつもありがとう。」
俺「なんだよ改まってwもういいってww今日ももう遅いし帰ろw」
本当はもうちょっと喋りたかったけど喋っていたら
過ち(告白)をおかしそうで怖かったからやめておいた。
会子「うん、じゃあまた明日」
俺「じゃまた明日ー」
明日の授業中の暇つぶしにするから完結楽しみにしてるw
>>247
ありがとw
でも授業はちゃんと受けろよww
別れた俺たちはお互い別々の道を歩いて行った。
しばらくすると、後ろから誰か走ってきた。
会子だった。
俺「え、どーしたのなんか忘れ物?」
会子「……私覚えてたよ。四月に言ってくれたこと。」
ん?なんのことだ?こんなこと急に言われたのでわけがわからなくなった。
会子「だから、私クラブやめない。俺くんが楽しませてくれるまで絶対やめない」
やっと意味がわかった。
そのあと鳥肌がぶわっとたったのを覚えてる。
俺「わかった。任せろ。」
そういって会子の肩をポンとたたいて、帰った。
この最後のポンとたたいたのは完璧な下心でした。すいませんww
こうして、まるで月9を見てるかのような1日が終わった。
この日の3日後を最後にして、会子と焼肉先輩は別れることになった。
その破局を最後にして俺の長くて多忙だった高1が幕を閉じた。
>>254>>255
ありがとう!!
続けて、高2、高3書いてきます!
さっきでもちらっと書いたけど、会子と焼肉先輩が別れることになった。
原因は会子の噂が原因ではなく、焼肉先輩の浮気が原因だった。
紹介のとこでも書いたとおり焼肉先輩は結構モテてて、なかなかのやりてだった。
今までも、浮気で別れてっていうのは何回かあったけど会子の時はなぜか全然なかった。
先輩自身付き合っていた最長期間だった。
それぐらいお互い本気だったのに、
意外にもあっさりと別れてしまった。
B子が無理矢理でも別れさせた。
B子自身、付き合っていた彼氏に浮気されてたことがあるらしく
それで一回許すとズルズルといくだけだった
からという自分の体験談からこの結果になった。
波乱な高2生活の出始めとなった。
新学期に入り、クラス替えが行われた。
結果は俺と高橋と内山が一緒のクラスになり、
俺と会子は離れてしまった。
高橋に
「会子じゃなくてごめんねwww」
とからかわれたけど、正直吹っ切れていたのでなんとも思っていなかった。
会子はクラスの評判が良くなかったから心配だったが
B子と一緒になっていたのでひとまず安心だった。
その大会は地方大会の予選でかなり重要な試合だった。
焼肉先輩はこの試合に勝つと地方大会に出れるので
いつも以上に気合が入っていた。
>>262
ありがとう!
だからなのかマネージャーの会子は焼肉先輩につきっきり。
まだまだ未練タラタラみたいだ。
別れてからそこまでたっていなかったのであたりまえだとは思ったが、
なんだか胸がざわざわした。
そこまでされて、実際どうなんだろ。
そういうところにはちょっと気になった。
どうやら俺も未練タラタラらしい。
そんな会子を俺は見ていた。
俺自身会子のことをどう思ってるんだろう。
ボーッと考えているとB子が話しかけてきた。
B子「俺くんは嫉妬ってする?」
B子の隣には会子もいた。
俺「え?どういうこと?」
B子「好きな人が異性の人喋ってたら嫉妬する?」
ふと焼肉先輩を見る。
うちの女の後輩と喋っていた。
なるほど、会子が嫉妬してるか否かっていう話をしてたのかと勝手に解釈。
というかほぼ当たってると思う。
俺「しないよw誰がどの人と喋ろうが勝手じゃんww」
嘘です。します。よゆーで。
けど会子の前だから見栄をはった。
B子「…そっかw」
そんな感じで言ったのを覚えてる。
その後の会子はなんだか暗かった。
先輩を見る度にため息をついていた。
なにかしてやりたいけど、なにもできない。
このもどかしい感情が気持ち悪かった。
そう考えてると高橋に呼ばれた。
高橋「お前さぁ、会子のこと好きだったら告白したらいいじゃん」
なんで俺が思ってるときにタイムリーでそんなこと聞くんだよ。
エスパーかよ。と心の中でツッコミをいれた。
俺「はぁ?好きじゃないって前も言ったじゃん!」
高橋「お前は好きじゃないって言う度に自分自身にそう言い聞かせてるだけ」
この言葉がグサっときた。
目がいつものちゃらんぽらんな高橋はじゃなかった。
高橋「お前、怖いんだろ」
俺はお前が怖いよ。心の中を全て読み取られているようだった。
俺「は?」
高橋「告白して振られたらどうしようとか
このままの関係の方が居心地いいから今の自分に甘えてるだけだろ」
そのとおりだった。だけど全部図星を当てられたから無性に腹がたった。
俺「お前になにがわかるだよ!」
高橋「わかんねぇよ、お前話してくれないもん」
俺「……」
完敗だった。
高橋「俺たちずっと一緒だっただろ?俺ぐらいには正直に言えよ」
俺「俺、馬鹿にされると思ってた」
高橋「は?」
俺「こういうこと相談したら、笑われると思ってた」
高橋「どこまで信用ないんだよw笑うわけないだろwwほらちゃんと言えよ」
俺「俺、会子のことが好きなんだ」
高橋「きもちわるwwwwwwww」
こいつは期待を裏切らなかった。
しばく!しばく!と追いかけると
高橋が冗談wwごめんごめんww
といってきたので追い回すのをやめた。
いつ頃からなのかとか、どうしたいのかとか、
正直自分でも理解してなかったので、話す度に
こういうところが好きなんだなと実感していった。
高橋「そっか、でいつ告白すんの?」
俺「そりゃ機会があればいつかは」
と、曖昧な答えをいった。
正直今のまま告白しても成功しないと思っていたからだ。
高橋「そーか」
高橋も曖昧な返事をした。
会話はそこで終わった。
大会が終わって片付けが終わると
会子が近づいてきた。
会子「話ってなに??」
俺「え?なんのこと??」
会子「なんか高橋くんに俺くんが話しあるから
大会後来てくれって言ってたって聞いたから…」
高橋は策士だった。
機会を作りやがった。
俺「あー、その、なんか会子元気ないからさ、どうしたのかなーーって」
いきなり告白もまずいだろと思って、逃げたわけじゃないです。ほんとに。
しばらく会子は黙っていた。
すると急に泣き出して、こういった。
会子「わたしさ、あんだけ吹っ切れたって言ってるのにさ、
全然未練たらたらでまだ焼肉先輩のこと好きなんだ…」
やっぱりか…わかっていながらもショックだった。
会子「未練たらしく先輩にくっついて、他の女の子が喋ってたら
嫉妬してて、ほんとに重たい女だよね…w」
そんなことないよ
声にならないぐらい小さな声で俺は言った。
会子は
「でもさ、好きなんだもん。しょーがないじゃん」
「忘れたくても、忘れらんないの。」
会子は声をあげて泣き出した。
俺ももう限界だった。
そして、いってしまった。
俺「俺さ、嫉妬しないっていったけどさ、
会子には嫉妬しちゃうんだよねw」
ついに言ってしまった。
会子「…え?どういうこと??」
泣きながらも聞いてきた。
ほんとにわかってなかったんだと思う。
俺はずっと隠し持っていた思いが爆発した。
俺「俺さ、会子のこと好きなんだ」
止まらずにいった。
俺「俺、会子のこと好きだから、会子が焼肉先輩とかと
喋ってたりすると嫉妬とかするよ」
会子は黙ったままだった。
ここで急に冷静になった。
俺「なんか、ごめん、そういう話してるんじゃなかったのに
勝手にこんなこと言っちゃって」
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