たった一日彼女ができた話を聞いてほしい
俺「めっちゃ怖いよ。タメ口きこうものなら、たぶん怒鳴られるよ」
玲奈「もう、ほんっと怖いんだけど・・・」
俺「嘘やけどね」(超小声)
玲奈「え?」
俺「なんでもないよ。ていうか、ついに明日やね!!」
玲奈「そだね。なんか緊張してきたww」
俺「うん、俺も緊張してきたww」
玲奈「部屋綺麗にしたから!!」
玲奈「綺麗だから、大丈夫!!」
俺「スルーすんなしww」
前日、俺は案の定眠れなかったww
ほとんど眠れずにまた飛行機に乗り込む。
着いてすぐに高円寺に向かった。
今度は山手線、逆回りせずに済んだぜww
玉木と合流する。
俺「おう、久しぶり」
玉木「おう!!」
俺「悪いね、また休みとってもらって」
玉木「いや、大丈夫。東京気に入ったかww」
俺「うるせーしwwとりあえず寝させて。眠いww」
玉木「俺も夜勤明けやけん、寝ようww」
こんな時間に読んでくれてる人いるのは嬉しいなー
おう、自分のペースでゆっくり書いてってくれ
オレは最後まで読むぜ
で、玉木彼女がバイトから帰ってくるまで寝たww
新宿駅に行き、玲奈と合流。
玲奈「初めまして、玲奈です」
玉木「いや、なんでそんなに緊張してるんだww」
玲奈「え?いえ・・・緊張なんてしてません」
俺、横で爆笑。
玉木「おまえ、変なこと仕込んだろーが!!」
俺「何のこと?お前がレイプ魔ってことしか伝えてねーよ」
玉木「おま、ふざけんな!!ww」
玲奈の顔が引きつってて、さらに爆笑した。
俺「おい、ふざけんなww」
玉木「うるさい!!あ、あと、敬語じゃなくていいよww」
玲奈「え・・・でも・・・」
俺「まあ、たぶん頭はたいてもこいつは怒らんよww」
玲奈「え?もしかして嘘ついてた?ww」
俺「うん、今気づいたと?」
玲奈「ほんと最低ww」
俺「っていうのが嘘やったりね」
玲奈「もう、ほんっと最低ww」
そこから、四人で飲んだ。
飲み終わって、玉木カップルと別れた。
そこから、玲奈の家に向かう。
酔っぱらった玲奈がかわいくて、ドキドキが止まらなかった。
で、玲奈の家に行くんだけど、女の子の部屋すぎて緊張したww
俺「予想以上に綺麗やん」
玲奈「でしょ?掃除したんだから!!」
玲奈「クローゼットだよ」
俺「へー。見ていい?」
玲奈「ダメ!!絶対ダメ!!ww」
俺「・・・さてはこの中に詰め込んだなww」
玲奈「あ、お風呂入る?」
俺「スルーすんなってww」
そこから、風呂に入って、テレビを見た。
たしか、マリと子犬の七日間をやってた。
そんな感じで一日目終了。
二日目は朝から起きて東京観光。
今回はスカイツリー、秋葉原(またしても俺のリクエスト)、お台場だったと思う。
スカイツリー、昼間に行ってもあんまり楽しくないねww
秋葉原で玲奈がSuicaとか入れたキーケース無くして探し回った。
で、お台場。
夕方過ぎて薄暗い感じ。名前は忘れたけど、海が見える公園に行った。
あの時間、すっごい綺麗ね、あのへん。
で、二人で話しながら、俺は言うと決めていたことを玲奈に伝えた。
玲奈「どういたしまして。明日もあるじゃんww」
俺「うん、そやな。でも、一つ言っときたいことがある」
玲奈「・・・何?」
俺「俺、東京に行こうかどうかすっごい迷ってさ。仕事辞めるかとか、住む場所どうするかとかね。でね、結局、無理やなって結論に至ったっちゃん」
玲奈「・・・」(涙目)
俺「で、昨日玲奈ちゃんに会って決めた。東京来るわ。仕事辞める」
玲奈「・・・。え?え!?」
すまんねこんな時間に。ありがとう。
俺「いや、だから、仕事辞めるww」
玲奈「え?ほんとに?え?」
俺「テンパりすぎやろww」
玲奈「えっと・・・え!?ww」
俺「やけん、玲奈ちゃん、俺と付き合ってほしい。大好きです」
玲奈「え?え?あ、はい!!」
俺「どっちだよww」
玲奈「えっと・・・。ごめんなさい。私も、大好きです」
玲奈はそう言って、泣いた。
抱きしめたときの玲奈の温もりを今でも忘れることができない。
そこからは、完全に恋人でした。
手を繋いで歩いて、玲奈の家近くのTSUTAYAでDVDを借りたり。
楽しかった。
玲奈「私たちが出会って、今でも仲良くしてるのって、やっぱり奇跡だよね」
俺「何回奇跡を連呼しようとよww」
玲奈「ほんとにすごいことだなーって思うから!!」
俺「まあ、俺もそう思うわ」
俺「いや、玲奈の部屋に盗聴器を仕込んどってね。別れたてきな電話を友達としよったの聞いて電話した」
玲奈「え!?盗聴器!?ほんとに!?」
俺「うん、まあ、どう考えても嘘よね」
玲奈「もう、ほんとに信じるから止めてww」
俺「その素直さがかわいいんだなーww」
玲奈「不意打ち!?ww」
俺「ああ、ツッコミが微妙なのとなんか照れ方がわざとらしかったけんマイナス1点」
玲奈「ちょっとww何の点数ww」
俺「50点マイナスで罰ゲームとなります」
俺「発情期のサルの物まねをする」
玲奈「それほんとに嫌なんだけどww」
俺「やってやってww」
玲奈「絶対ヤダwwていうか、なんで電話くれたの!?」
俺「?何が?」
玲奈「いや、何が?じゃなくて!!なんであのとき電話してくれたのって話!!ww」
俺「ああ、そのくだりまだ続いてたのね」
玲奈「くだりって言わないでww」
、仕事疲れたー暇やなーあ、久しぶりに玲奈に電話しようかな。とか、そんな感じww」
玲奈「ほんとに暇潰しだったんだww」
俺「そうね。残念ながら、そこに運命的なものはないよww」
玲奈「んー、でも、運命だと思うな。その日だけ暇だったわけじゃないでしょ?
暇になって、私のことをふと思い出してくれたのが彼氏と別れてすぐっていうのは運命だと思う」
俺「女子は運命という言葉を多用しますからね。そんなもん、俺がモバを通して玲奈に連絡取ったのも運命やし、
二人とも選抜選ばれたのも運命やし、ホテルが一緒やったのも運命やし、たまたま俺が連休取れたのも運命やんww」
俺「うるせーしwwじゃあ、ここで問題です。トゥルットゥルッ!!」
玲奈「何か始まったww」
俺「俺たちが出会って、今も仲良くやっているのは奇跡や運命の連発です。では、一番の運命は何だったでしょーか!?」
玲奈「・・・。バンビ君が私を好きになってくれたこと!!」
俺「ブー!!!!はい、マイナス48ポイント」
玲奈「あと1ポイントwwていうか全否定ww」
俺「それは運命じゃないな。必然や」
玲奈「・・・///」
俺「はい、かわいかったのでプラス1ポイント!!」
玲奈「プラス小さいww」
玲奈「降参ですww」
俺「答えはね、今、こうやって笑い合えてること」
玲奈「ちょっとwwそんなのあり?ww」
俺「アリです。色んな奇跡や運命が重なって、こうやって笑い合えとる。
これが一番の運命と言わずに何と言うんですか!!」
玲奈「そっか・・・そうだよね」
俺「そうなんです。と、言うわけで玲奈、君に言っておきたいことがある!!」
玲奈「なんでしょうwwていうか今日二つ目の言っておきたいことww」
玲奈「・・・」
俺「物価は高いし、人の多さはエキストラとしか思えん!!」
玲奈「エキストラではないでしょwwていうかどんだけ東京嫌いなのww」
俺「しかーーーし!!!!」
玲奈「テンション高いww」
俺「玲奈がいる」
玲奈「・・・」
俺「玲奈がおれば何もいらん!!」
いやほんとだよね。俺もそう思うわ。
俺「それはダメです」
玲奈「ちょっとww」
俺「そんな奇跡は必要ありません。タダであげるって言われても」
玲奈「絶対ラッドをパクッたよねww」
俺「何のことかしら?」
玲奈「めんどくさいww」
俺「めんどくさいとか女の子が言うもんじゃありません!!」
玲奈「なんかもう、いいやww」
会話は完璧には覚えてないからね。こんな会話したなーって感じ。
俺「ディズニーランド行きたいわ」
玲奈「突然ですねwwいいけどww」
俺「玲奈は行ったことあると?」
玲奈「あるよー半年くらい前かな?」
俺「あー、元カレとね。はいはい、よかったねー」
玲奈「いじけたww」
俺「いじけてないもーんだ、みのもーんた」
玲奈「しんちゃんww」
俺「今のネタが分かるとは・・・あなたなかなか通ですね」
玲奈「そこは譲りませんww」
俺「俺も譲りません!!」
玲奈「あ、やっぱいいやww」
俺「張りあえや!!」
俺「あら、そうなの?」
玲奈「嬉しそうwwかわいいww」
俺「かわいくねーし!!」
玲奈「怒ったww」
俺「玲奈は行きたいとこないと?」
玲奈「バンビ君が育った街に行ってみたい!!」
俺「・・・いや、それは厳しかろ」
玲奈「なんでよ!!ww」
俺「まあ、別にいいけど」
玲奈「さっきからテンション変だよww」
俺「そうね。否定はできんww」
俺「食いもんばっかやんww」
玲奈「だって食べたいもんww」
俺「よかけどさww」
玲奈「あとね、バンビ君が釣りしてる海に行きたい!!」
俺「お、玲奈も釣りにハマるか!!」
玲奈「釣りはしなくていいww」
俺「おい!!ww」
玲奈「私実家でも海が遠くてさーww綺麗な海を見たことないんだ」
俺「それは人生9割損しとーばい」
玲奈「9割海が占めてるの!?ww」
俺「地球の7割だかなんだかは海が占めてるからね」
玲奈「ごめん、言ってる意味が全然分かんないww」
俺「なんか暴走しすぎたみたいww」
玲奈「他に行きたい場所は?」
俺「バハラ!!」
玲奈「バハラって何?ww秋葉原?ww気に入りすぎw」
俺「あのHDDを買わなかったことを今でも後悔してる」
玲奈「パソコンなんてどれも一緒でしょ?」
俺「はい、出ました。アナログ人間。お母さん」
玲奈「お母さんって何ww」
玲奈「?タイピングって何?」
俺「タイピングってのはね、あれよ。他人のパソコンにウイルスを送りこむこと」
玲奈「え?そんなことしていいの?」
俺「ダメやけどね。まあ、パソコン持っとー人の半分以上はできるよ」
玲奈「へーそうなんだ。知らなかった」
俺「今度友達に教えてあげりぃ」
玲奈「・・・もしかして、嘘ついてない?」
俺「嘘とか、今まで一回もついたことないよ」
玲奈「嘘じゃん!!ww」
玲奈「なんかオプションついてるww」
俺「いいねーいいツッコミだよ」
玲奈「今日のバンビ君、テンション高くて好きだなー」
俺「なんかあれね、駆け引き上手なビッチみたい」
玲奈「ビッチって言わないでww」
こんな会話をしながら、過ごした。
最終日も観光して、ついに別れの時間が来た。
寂しさはあったけど、忙しくなるだろうしそれどころじゃないなと思っていた。
俺「そうやな。でも、次来たら今度こそいつでも会えるよ」
玲奈「うん・・・。バンビ君・・・本当にありがとう」
俺「いや、俺のセリフやな。ありがとう」
玲奈「ほんとに、仕事辞めちゃうの?」
俺「うん。もう決めたけん。大丈夫、仕事とか腐るほどあるやろ」
玲奈「そっか・・・。ごめんね」
俺「はい、出ました。もう、あなたごめんね禁止!!次言ったら全裸で山手線乗って」
玲奈「やだよwwていうか、バンビ君てきにいいの?ww」
玲奈「嫌なんだww」
俺「ニヤニヤすんなしww」
玲奈「えへへww」
俺「じゃあ、俺が山手線に全裸で乗ってくるわ」
玲奈「あ、頑張ってね」
俺「止めろや!!」
玲奈「別にバンビ君の全裸見ても誰も喜ばないでしょww」
俺「いや、俺はモテるからね。ホモに」
玲奈「ホモにモテるんだww」
俺「知らんやったと?有名よ」
玲奈「知らないし、どうでもいいしww」
玲奈「なにそれww」
俺「ホモ以外が玲奈ちゃんに惚れるわけないやん。おっぱいないし」
玲奈「おっぱいおっぱいうるさいしww」
俺「女の子がおっぱいとか、連呼するもんじゃないよ」
玲奈「もう、なんかやだww」
俺「俺に言葉で勝とうとか、千年早いわ」
玲奈「ごめんなちゃいww」
俺「なんか久しぶりやね、それww」
玲奈「わりと気に入ってますww」
見てるぞー
ありがとう。いや、ほんと辛かったわ。
俺「俺も好きよww」
玲奈「え?私のことが好きって?ww」
俺「耳大丈夫?」
玲奈「大丈夫い!!ww」
俺「めんどくせーなおいww」
玲奈「めんどくさいとか言わないのww」
俺「ま、好きやけどね」
玲奈「え?」
俺「好きだよ、玲奈が」
玲奈「突然だねwwうん・・・。私も」
俺「私も?何さ?ww」
玲奈「うぅ・・・。大好き!!」
そう言って、抱きついてきた。
すげー>>1の気持ち分かるわ
俺も遠距離がんばろかなw
ありがとう。遠距離は大変だよね。
俺も抱きしめた。
これから、二人でたくさん思い出を作ろう。
いっぱい笑って、時々怒って、幸せにしよう。幸せになろう。
そんなことを考えていた。
俺「仕事辞めるって言っても引き継ぎとかあるけん、すぐにじゃないと思う」
玲奈「うん、分かってる」
俺「なるべく早くしてもらうように交渉するけん」
玲奈「おけい!!」
俺「とりあえず、仕事辞めたら家探すの手伝ってww有給があるはずやけん、それ使って家探しと職探しをしようww」
俺「危なかったねwwじゃあ、あっち着いたらまたメールか電話かするけん」
玲奈「うん、待ってる!!あ、空港まで見送るよ」
俺「よかって。金無いっちゃけん辞めときぃwwどうせすぐ会えるけん」
玲奈「うん・・・。分かった。じゃあ、最後に渡そうと思ってたんだけど、これあげる」
俺「え?何これ?」
玲奈「少し早いけど、誕生日おめでとう!!」
俺「え?マジか!!知っとったと?」
俺の誕生日は3日後だった。
玲奈にお金を使わせたくなくて隠していた。
俺「マジか!!リアル嬉しい!!開けていい?」
玲奈「うん、開けて!!」
プレゼントは、ガガミラノっていうすげぇ高い時計だった。
俺「え!?マジ!?これめっちゃ高いやつやん!!」
玲奈「ふふふ。奮発しちゃったww」
俺「いや、これ奮発したとかで買えるもんじゃないやろ!!」
玲奈「バンビ君、言ったよね?自分で稼いだお金を使いたいことに使うだけだって。
私も、バンビ君につけてほしくて買っただけだから。五百円貯金使ってww」
そんなもので買える金額じゃない。
俺「・・・。そっか。いや、ほんとに嬉しいわ。マジありがとう!!」
玲奈「どういたしましてww」
俺「よっしゃ、じゃあ、このネックレスをあげよう」
俺はそのときつけていたネックレスを渡した。
玲奈「え?ほんとに?」
俺「うん。女の人がつけても変じゃないやろ。使ってよ
玲奈「・・・誕生日プレゼントなのに・・・」
俺「そのネックレス拾ったやつやけん、気にせんでいいばい」
玲奈「その嘘下手すぎでしょww」
玲奈「うん・・・。大事にするね」
俺「俺も、一生大事にするわ」
玲奈は満面の笑みで頷いた。
その笑顔がかわいすぎて、俺は少しの間九州に帰るのさえ嫌になった。
俺「じゃ、いい加減飛行機乗り遅れるけん行くわww」
玲奈「うん、気をつけてね」
俺「おうよ。じゃーね」
玲奈「ばいばい」
そこで、玲奈と別れた。
まだまだ問題は山積みだったけど、前回とは違ってもやもやはなかった。
なるようになる。だいぶ考えが楽観的になってたww
玲奈と一緒に住みたいなとか、どこどこに遊びに行きたいなとか、そんなことばかり考えてた。
でも、これが最後の別れになった。
ごめん、ここからは正直書きたい内容ではないんだ。
すでにテンションダダ下がりなんで少し休みます。
ここまで付き合ってくれてる人ありがとー
10分もせずに再開すると思います!!
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