淡々と俺の酷すぎる妹の話する
ふと思い立ったから立てただけなので、まぁ暇つぶしにでも見てってくれ
ただし、おまえらの期待してるような妹ではない
ID:mFRkZJqY
スペック
妹
現在16歳
160/80(推定)
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/15(月) 00:37:15.08 ID:Y3iHLQbc0
俺の期待を何だと思ってるんだ
俺はやっと離乳食を卒業した妹にヨーグルトをあーんしてあげたことがある。
そのときの写真も残ってる。
まぁそれだけなんだけど。つまりそれだけ俺は妹が可愛かったんだろう。
てのはもしや
160cm/80kg
の事なのでありましょうか
>>9 そう
あ、おまけスペック
父
現在50代前半
トマトと蜘蛛が苦手
母
現在50代前半
ゆで卵を好んで食す
愛犬(♀)
現在8歳
柴犬
室内放し飼い
好きな食べ物はチーズ
このときから既に妹は太っていた。
クラスで一番体が大きかったらしい。
幼稚園だろうが小学校だろうが、どのクラスにも一人はデブが居たもんだ。
妹がまさにそれだった。
卒園時、妹の体重は35kgあった。身長もそれなりにあったが。
ちなみに5歳児の平均体重は約19kgだ。
それから、妹は甘えたがりだった。悪く言えばわがまま。
5歳にして35kg、その巨体でベビーカーに乗せろとせがむ。
軋むタイヤ。焦る母親。はみ出る豚足。目も当てられない。
俺は横を歩くのがいつも恥ずかしかった。
あと、小学校に上がるまでは母親のおっぱいを吸わないと寝られなかった。
もちろん母乳なんて出ないんだけど、何でだか毎晩吸ってた。
何なんだコイツ5歳にもなって、と俺も子供心に思ったものだ。
そのころは和室に布団4枚敷いて家族全員で寝てたんだけど、
母はいつも妹の方を向いて寝てた。
父は時々羨ましそうな目で、おっぱいを吸う妹を見ていた。
余談だが父もデブだ。
>>12 うちの犬は本当に可愛い。
アトピーで体中ぐじゅぐじゅだけど。
妹は泣き虫だった。何か気に入らないことがあるとすぐ泣いた。
それも大声で喚き散らして泣く。物に当たる。暴力も振るう。
そして吐く。
俺は今でも疑問なのだ。泣く→吐くというプロセスは何故生まれたのだろう。
小さい子供ってみんなそうなの?
泣きながら吐くもんだからもう地獄絵図だった。
いつからか、妹が泣き出すと俺は妹の傍らにそっとボウルを置くようになった。
そのボウルは母から「ゲボール」と呼ばれた。ゲボとボウルをかけているのだ。
吐瀉物のことは一般的にはゲロと言うようだが、俺の家庭ではゲボだった。
>>14 こちらこそ、見てくれて感謝
ありがとう。犬は可愛いよね本当に
そして小学校入学。
1年目は何事もなく過ぎた。
決して治安の良い学校ではなかったが、
デブを原因とするいじめは特に起きなかったようだ。
問題は妹が2年生のときに起きた。
皆さんお分かりだと思うが、妹はデブだ。
こう言っては運動の出来るデブの方に申し訳ないのだが、
大半の方がそうであるように妹も運動を苦手としていた。
小学校。「体育」と書いて「さだめ」と読む。
中でも妹が忌み嫌っていたのが鉄棒だった。
鉄棒と言えば逆上がり。
どうやら妹の麗しい両腕では、その巨体をお持ち上げになるのは困難であるようだった。
逆上がりが出来ない。体育が嫌だ。だから学校に行きたくない。
そして妹は、ずる休みを始めた。
皆さんって言ってもほとんど居ないな。書いてから気付いた。
1日休み、2日休み、そのままずるずると妹は不登校になった。
妹の友達や担任は、プリントを家まで届けてくれたり、時間割を教えに来てくれたり、
本当にいい人たちだった。
教室で会えなくて寂しいからと、土日は家に遊びに来ていた。妹も楽しそうにしていた。
広い心で受け容れるというやつだろうか。
母はもともと温和な性格だから、
「ま、勉強だけはちゃんとしなさいよ~」みたいな感じだったんだと思う。
父の反応はあまり覚えていない。
こと学業については厳しめな父だが、父には女兄弟がおらず、
女の子…それも不登校というイレギュラーな子供に
親としてどう接するべきか分からなかったのかもしれない。
先生方の支えのおかげか、保健室登校や相談室登校は時々するようになった。
しかし集団登校はせず、1時間目が始まってから母親と一緒に登校。
下校も通常学級とかぶらないように少し早め。
通常学級の知り合いと顔を合わせるのが嫌なんだそうだ。
つうよりは、その巨体を御するエネルギーが無かった
てな感じかね
>>19
そうかもしれない。
母は華奢だし、父も女の子相手に本気では殴れない
妹はいつでもパワフル全開なわけだし。
小学校中学年あたりから、妹はあからさまに短気になった。
元々わがままで泣き虫だったが、すぐ怒るようになった。
大声で喚き散らして泣く。物に当たる。暴力も振るう。
笑い事ではない。もう妹は可愛らしい園児ではないのだ。
もともと可愛らしくはなかったが。
妹が機嫌を損ねたあとの我が家は散らかり放題だった。
ご近所の奥様から、「昨日は妹ちゃん泣いちゃって凄かったわネ~、
うちまで聞こえちゃってオホホ」なんて言われたこともあった。
閑静な住宅街だから本当に迷惑だったと思う。
今後更生するなら見るが
>>22 結果だけ言っちゃうと、まだ更正はしてない。
俺が愚痴聞いてほしいだけ。すまん。
母親はいつもニコニコしてたけど、時々俺に妹の愚痴を零すようになった。
なんて思っていたら、俺の誕生日に、親がお寿司を買ってきてくれたことがあった。
と言ってもスーパーで買った安いやつなんだけど、俺は嬉しかった。
珍しく親が俺を見てくれた! 嫌われてなかった! とかそんな感じで。
親が俺を見てなかったっていうのは、俺が妹を気にしすぎてたせいでの
被害妄想かもしれない。
そしてお寿司を食べようとしたそのとき、妹が言った。「1だけずるい」
※お寿司は家族全員分あります
>>24 本当だよw
>>26 そうかな。ちょっとageてみる。
ありがとう。
何がずるいのか首を傾げると、
「1の誕生日やからって何でお寿司買って来るん!?」
「こんなんするんやったら次のウチの誕生日にはもっと豪華なもん買ってや!!」
大声で喚き散らして泣く。物に当たる。暴力も振るう。(ゲボールは卒業した)
わけがわからない。わからないよママン。
でもねチャーリー、ママンはもう妹を宥めるのに必死さ!
「何言うとんのや! せっかく1の誕生日やのに台無しにしよって!!」
ほら、ダディも怒鳴ってる。あれじゃあ駄目だ。
美しい歌は美しい心から生まれるんだ。
よく聞くんだよトム、合唱に大切なのはね・・・コ・コ・ロ。
父と妹の怒鳴り声がハーモニーを奏でる中、俺は半泣きでお寿司を食べた。
妹が居る限り、俺は一生我慢するしかないんだろうなと思った。
妹がニート化すると両親はキツイな
>>28 そうなんだよ。
多分俺はこのままずっと実家住まいだと思う
話は戻って。
小学校卒業時、妹の体重は60kg前後あったと記憶している。
俺だったら肉袋とか糞団子とか言いながらガチで首絞めつつ脅すレベル
>>29 情けない話、パワーで負けちゃうんだ。
全く情けない。それに俺たぶん殴りながら泣いちゃうw
そしたらそれをまたからかわれるに決まってるし。
どうしても実力行使に踏み切れない。
んじゃ中学生時代行く。
と言っても特に変わりは無かった。
小学校で勉強を怠けたせいか最初は試験に苦労していたが、それも束の間。
相談室で教えて下さる先生のおかげで、成績はそこそこ良かった。
ただし体育の欄は空欄だった。
部活と委員会には当然、所属していなかった。
体育祭や文化祭は妹にとって休日だった。
平日の昼間(学生が街に居ない時間帯)なら外出できるらしく、
そういうときに親とお出掛けしていた。
このあたりから俺は本格的に妹が嫌いになりだした。
せめてもの反抗に、妹と極力口を利かないようにした。まるで子供だ。
でも妹を見るのも嫌だったし、声を聞くのも嫌だった。
同じ空間で息をするのも嫌だった。
しかし妹はそれに気付いていないのか、それとも気付いていて嫌がらせなのか、
「今日帰るの何時頃?」「遊びに行くの? 誰と? どこに?」
「なに不機嫌な顔してんの?」などなどしつこく話しかけてくるのだ。
お前は彼女か。それも面倒なタイプの。
妹は糞ガキだとか、殴ればいいのにとか言ったよね。
俺はそれが嬉しい。
「うちの妹はおかしい」って思ってるのは俺だけなんじゃないかと思ってた。
ありがとう。
閑話休題。
あと、妹は聞こえよがしに「どうせウチは要らん子なんや」「死にたい」
「もうしんどい」「痩せたい」「どうしたら痩せるんやろ」
と独り言を言うようになった。
うるさいなと呟くと「独り言を勝手に聞くな」と殴られる。
分かってるなら死ねよと返すと殴られる。
無視すると「何とか言え」と殴られる。
正直、俺の方が死にたい自信があった。
そもそも言葉を返してる時点で、口を利かないという誓いを破っている。
それに気付かないヘタレな俺。
ちなみに殴る対象は俺だけではない。妹は平等主義だ。
親だろうが何だろうがすぐ殴った。
>>34 >>35 見てくれてありがとう
一方俺は、この時期から胃痙攣の軽いやつみたいな症状が出るようになった。
足が攣るみたいな感じでいきなり胃が攣って、痛くて動けなくて声も出なくなる。数分すると直る。
それから、ずっと微熱が下がらなかった。
3日間学校に行けなかった。ずっと部屋に篭って寝ていたかった。
でも学校に行かなくなっては妹と同類だと思い、不登校にはならずに済んだ。
やったねたえちゃん! そのかわり俺はめでたく、構ってメンヘラになった。
俺の妹は1日無視したら勝手に謝ってくるぞ
>>38 うちの妹と交換しないかwww
家では気付かれたくないからって、俺は友人に迷惑をかけまくった。
本当に申し訳ないことをした。
表面上だけでも仲良くし続けてくれて本当に感謝している。
生まれて初めて出来た恋人にもたくさん嫌な思いをさせた。
結局俺から振ったのだが、別れてからしばらくも気にかけてくれて嬉しかった。
最後のお別れは最悪に近かったけど、それは別の話なので置いとく。
俺が人生波乱万丈している中、妹は高校に進学した。
この時点での妹の体重、実に80オーバー。
妹は幾度と無く口先だけのダイエットを繰り返し、2~3kg痩せては断念、の輪廻の中に居た。
ちなみに進研ゼミやZ会も、始めては辞め、始めては辞めって繰り返してたけど、
これは多くの人が通る道ですよね。俺もですよ。
中学や高校講座の勧誘になると、既に1回辞めた過去があるのを前提に漫画作ってきますよね。
妹が進学したのは結局、私立の通信制高校だった。
授業はインターネット。体育のみスクーリング。時代は変わりましたねお母さん。
そしてその授業すらまともに受けない妹。スクーリングも全てサボタージュ。
不登校やいじめなどの問題を抱えた子ばかりが進学する学校なため、
そう簡単に生徒を留年させられない高校さん。
レポート1枚で、はい進級。
俺の人生って何だろうと思った。
俺が試験で良い点数取っても「ふーん」「まだいける」しか言わない親が、
妹が進級できたとき「良かったなあ」って言ったんだ。
結構ショックだった。
>>42 ありがとう
ここからちょっとだけ俺のメンヘラが炸裂するので、面倒な方はしばらくスルーして下さい。
俺は妹が居ることに耐えられなかった。いや耐えてるけど。
同時期に学校のほうでも色々あり、俺の死にたいポイントはかなりの高得点を記録していた。
しかし数年前に友人と恋人に迷惑をかけまくり、人間関係総崩しを成し遂げた俺に、
頼れる相手はごく限られていた。
数年前は構ってメンヘラとして一世を風靡した俺だが、
もう友人に構ってほしいとか恋人に心配してほしいとかどうでも良くなっていた。
ただただ死にたかったし、死にたいと考えるのがもうつらかった。
とは言え、俺もまだ学生の身分。子供なのである。
子供が一番頼るべき相手と言えば? そう、親だ!
というわけで、親に言ってみることにした!
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