勢いで会社辞めると言って帰ってしまった・・

2020年3月1日

「Aさん今月一杯で辞めるみたいですけと、代わりの人材手配してるんですか？」
「なんで？お前ら暇なとき多いじゃん。他の部署と比べても仕事量少ないし、毎日定時で帰ってるじゃん。仕事ないんで昼から帰りますとか言って有給使うじゃん」
「だって忙しいときと暇なときの波が激しいですから。このままだと忙しいときには対応出来ません」
「対応出来ないかどうかはお前が判断するんじゃなくて、会社が判断するの。毎日残業して、休日出勤しても対処しきれない、納期にも間に合わない状況がずっと続いたら、新たに人を入れよかって思うの」
「うちだってずっと暇してる訳じゃないですよ。それに今まで4人でやってきたのに、急に3人になるのはやっぱりキツイですよ。
ゆとりをもって作業しないとミスが増えて効率が悪くなります。それに忙しすぎると製品のクオリティも下がってしまいます」
「お前がどうしても欲しいと言うのなら人入れるよ。で、お前暇なとき何やるの？
会社の利益につながると約束してくれるのであれば手配しよう。それで仕事量少なく暇なときはどうする？
今まで通りお菓子食って携帯いじってのらりくらりとするの？そんなんだから遊んでばっかりで暇な部署と思われるんだよ。」
「その代わり仕事は完璧にこなし、納期にも間に合わせてるじゃないですか」 
「お前Bの部署の仕事してくれといってもあまりやってくれないじゃん」 
「だって管轄外ですから。担当じゃないですし」 
「仕事の範囲はお前が決めるんじゃないの。お前は会社の利益を上げるためにここに来てるの。 
その対価として給料をもらうの。だからお前は会社の利益に結びつくような行動をする義務があるの。 
暇な部署が忙しい部署を手伝いにいくのは当たり前の話なの」 
「その言い方だと私は利益上げてないので必要ないということですね。じゃあ辞めます。」 
「ちょっと待て、そんなこと言ってないだろ！」 
「いや、辞めます。今までお世話になりました。」バタン